2015年F1第18戦ブラジルGPのフリー走行2回目は、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグがトップタイムをマークした。

 午後に入り曇り空に覆われたインテルラゴスは14時開始のセッションを前に弱い雨が確認されるも路面を濡らすほどではなく、終始ドライコンディションで行われた。

 序盤は各車ミディアムタイヤを履いて10周弱の周回を重ね、1分13秒634をマークしたルイス・ハミルトンにコンマ1秒差でロズベルグが続いた。3番手にトップとコンマ8秒差でセバスチャン・ベッテルが続き、以下ダニエル・リカルド、ダニール・クビアト、バルテリ・ボッタス、キミ・ライコネン、フェリペ・マッサというトップ8となった。

 しかし、開始30分を前にバルテリ・ボッタスがいち早くソフトタイヤでトップタイムを塗り替え数台がそれに続こうとした矢先、フェルナンド・アロンソのマクラーレン・ホンダが白煙と炎を吹いてコース脇にストップする。これでセッションは赤旗となり、ソフトタイヤでアタックに向かった数台も再度ピットへ戻ることに。エンジントラブルに見舞われたアロンソはその場でマシンを降りるとマーシャルカーでピットへ帰還。ファンに手を上げて応えるも、そのままガレージ奥に姿を消したアロンソは早々と初日の走行を終えることとなった。

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