2025年のF1最終戦となった第24戦アブダビGPは、ふたりのベテランにとって現場でのラストレースとなった。ホンダ・レーシング(HRC)のチーフメカニックとしてレッドブルで仕事をしてきた吉野誠と、同じくHRCのチーフメカニックとしてレーシングブルズで仕事をしてきた法原淳だ。

【ギョロ目でチェック/第12回】
レッドブルで仕事をしてきたHRCの吉野誠チーフメカニック
【ギョロ目でチェック/第12回】
レーシングブルズで働いたHRCの法原淳チーフメカニック(写真左)

 ふたりは不思議な縁で結ばれたレース人生を辿ってきた。1989年にホンダに入社した吉野が最初に配属されたのは狭山工場のサービスセンター。その1年後にそこに新入社員として配属されたのが法原だった。ふたりはその後、ホンダの第3期F1活動でエンジンメカニックとして現場へ。第4期もふたりが現場でレース活動を始めたのは2019年からと同じタイミングだった。第3期に鍛えられたふたりのベテランは第4期でレッドブルとトロロッソに別れたものの、ホンダの第4期F1活動を後に黄金期へ導く礎を築いた。

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