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F1 ニュース

投稿日: 2016.07.09 23:52
更新日: 2016.07.09 23:53

イギリスGP予選:ハミルトンが母国で意地を見せた、二度の最速タイム

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F1 | イギリスGP予選:ハミルトンが母国で意地を見せた、二度の最速タイム

 2016年F1第10戦イギリスGPの予選は、7月9日に気温20度、路面温度25度、曇り空に覆われたシルバーストンで行われた。母国グランプリに臨むメルセデスのルイス・ハミルトンは、フリー走行の全セッションでトップタイムを記録して好調な出足を見せていたが、予選でも速さは変わらず、一度タイムが取り消される波乱に見舞われたものの、ニコ・ロズベルグに0.3秒以上の差をつけてポールポジションを獲得した。

 なお、セバスチャン・ベッテルはフリー走行3回目終了後にギヤボックスを交換したため、予選前に決勝での5グリッド降格ペナルティが決定。また、フリー走行3回目でマシンを大破させるクラッシュを喫したザウバーのマーカス・エリクソンは、検査のため病院へ運ばれ、予選は不参加となっている。

 降雨も心配されたが、予選は最後までドライ路面で行われた。Q1では、メルセデスがソフトタイヤで真っ先にロズベルグ、ハミルトンの順で1、2番手タイムを記録。約5分が経過したころに、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが3、4番手に続いた。フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンがレッドブル2台に割って入り、上位勢の順位が確定。

 一方、序盤にタイムを出していたマクラーレンのジェンソン・バトンは12番手につけていたが、終盤タイムが塗り替えられていき、最後のアタックでトロロッソのダニール・クビアトが15番手に浮上。バトンは17番手に後退し、母国で残念なQ1敗退となってしまった。Q1ではバトン、ジョリオン・パーマー、リオ・ハリアント、パスカル・ウェーレイン、フェリペ・ナッセ、そしてエリクソンがノックアウトとなっている。


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