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国内レース他 ニュース

投稿日: 2018.09.14 06:10
更新日: 2018.09.13 16:16

OIRC team YTB 全日本F3選手権第6ラウンド岡山 レースレポート

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国内レース他 | OIRC team YTB 全日本F3選手権第6ラウンド岡山 レースレポート

OIRC team YTB
2018全日本F3選手権
第13戦、14戦、9戦(岡山国際サーキット)レースレポート
#8 YTB F318
ドライバー:片山義章
生年月日:1993年11月13日
身長:168cm
体重:65kg
血液型:O型

●TOM’Sの独走を止めるのは誰なのか?

 スーパーフォーミュラ第6戦との併催で行われた全日本F3選手権第13~14戦は、第9戦の振替と合わせ3レースのフォーマットで予定された。チャンピオン争いは#36坪井翔(カローラ中京Kuo TOM’S)が大きくリードする展開のなか、一矢酬いるドライバーは誰なのか?
 
 週末が荒れ模様の天気が予想されるなか、金曜日の練習走行はドライ、#8片山義章(OIRCteamYTB)は車の感触を確かめながら周回を重ね「今日はドライ、明日はウエットなので気持ちを切り替えて走りのイメージを組む」とコメント。

●今年初のウエットレース

第13戦 予選:8位 決勝:7位

 朝から雨模様で、時折晴れ間が見えるという不安定な天候のなか、土曜日の第13戦はウエット路面でのレースとなった。予選8位からスタートした#8片山は、ジャンプアップを狙いスタートを切るも、#3三浦愛(EXEDY B-MAX RACING TEAM)にかわされ9位で1コーナーを抜ける。雨のレースはスタート早々の2コーナーで、#93大湯都史樹(TODA RACING)と#2坂口晴南(TODA RACING)が接触#2坂口がコースアウトしてリタイア。
 
 #8片山はポジションを戻し8位で前行く#3三浦を追うも、前車がまきあげる大きな水煙は視界を遮り、背後に近付くことができきず相手のミスを待つ我慢の周回が続いた。レースは今シーズン初の1列目2位からスタートした#12笹原右京(ThreeBond Racing)に注目が集まるも、3周目のWヘアピンで痛恨のコースアウト。#93大湯、#1金丸悠(B-MAX RACING)に先行を許し4位へと後退してしまう。
 
 #36坪井、#93大湯、#1金丸がファーステットラップを更新しながら周回を重ねて行った。9周目に入った2コーナーで2位を走行していた#93大湯がコースアウト、TODA RACINGは2台ともがリタイアという厳しいレースとなってしまった。
 
 これにより3位に浮上した#12笹原は喜んだのもつかの間、10周目に入った1コーナーでコースオフ、#14根本悠生(Albirex RACING TEAM)にかわされると抜き返す力はなく、#14根本が逃げ切り嬉しいうれしいF3初表彰台をげ掴み取った。
 
 優勝は磐石の#36坪井、2位は後半に入り勢いをつけている#1金丸となった。#8片山は#3三浦の背後で走り続けそのままゴール。ポイントゲットとはならず、#14根本に続き#3三浦も嬉しい嬉しい今期初入賞となった。

片山義章(OIRC team YTB)
片山義章(OIRC team YTB)

●片山義章コメント

「雨のなかでの予選は、赤旗が出る可能性が高いので、早い段階でタイムを出せるようコースに入り、飛ばして行きました。走り出しの感触は良かったんですけど、タイヤを交換した際に少しセッティングを変えたら、セクター1の走りで1秒ロスする展開になってしまって、順位を上げることができず予選8位という結果になってしまいました」

「決勝レースも雨だったので、スタートはいつも以上に集中して行ったんですけど、ホイルスピンが大きく加速が鈍って、後ろにいた三浦選手に抜かれてひとつ順位を下げてしまいました」

「雨を走る車の水しぶきで視界がなくなり、近寄ることもできないのでミスをしない走りに集中し、三浦選手の後ろで我慢のレースをした結果7位でゴールしました。明日は外側(7位)からのスタートなので、大外から捲って何台か抜ければと思っています。


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