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MotoGP ニュース

投稿日: 2017.10.03 11:40

全日本ロードJSB1000/J-GP3:MORIWAKI MOTUL RACING 2017第8戦岡山 レースレポート

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MotoGP | 全日本ロードJSB1000/J-GP3:MORIWAKI MOTUL RACING 2017第8戦岡山 レースレポート

RACEREPORT
Round.8 OKAYAMA/J-GP3

9月30日(土)公式予選
3ヶ月ぶりの大会。成長した栗原佳祐、ポールポジション獲得!

 全日本ロードレース第8戦「スーパーバイクレースin 岡山」が岡山国際サーキットで開幕した。前戦オートポリス大会から約3ヶ月ぶりのレース。前戦はマシンセットと自分の走りに課題が露呈し、思うような成績が残せなかったが、この3ヶ月間、厳しいトレーニングを課して心身ともに鍛錬を続けた。
 
 そして、今大会からモリワキオリジナルマシン:MORIWAKI MD250を投入。その効果は事前テストで現れ、最終日に1分37秒349をマークしてトップに立った。

 気持ち良い秋晴れのレースウイーク金曜日にART合同走行が開催された。1本目の走行ではタイヤテストを中心に走行、15周を走行して1分38秒227のベストタイムで5番手につける。
 
 タイヤを決めた午後の2本目ロングを意識しつつの走行ながら37秒台に入れる1分37秒350で総合2番手につける。

 迎えた公式予選も朝からカラリと気持ち良い晴天。序盤、トラフィックに遮られ43秒台で走行するが5周目に1分37秒325に入れ、トップから0,045秒差の2番手にポジションアップする。

ポール・トゥ・ウインで初優勝を飾った栗原佳祐
ポール・トゥ・ウインで初優勝を飾った栗原佳祐

 
 しかしトップは36秒台に入れてその差は開いてしまう。 7周を終えたところでピットイン、前後タイヤを交換してふたたびコースイン。2周後に1分37秒4に入れると翌周のセクター2で区間最速の40秒9をマーク、コントロールライン通過のタイムは1分36秒635! このタイムで栗原はモリワキクラブ移籍後初のポールポジションを獲得した。

栗原選手コメント

「オートポリス後、高橋裕紀選手、清成龍一選手が行っているトレーニングに参加させてもらいました。噂には聞いていましたがここまで苦しいとは思いませんでした」

「そこで自分をギリギリまで追い込むことができ、東京に戻っても同じようなトレーニングを課してこの3カ月間、岡山に向けた準備をしてきました。前半戦の走りをチームが評価してくれたので今回からMD250投入に至りました」

「イチからセットアップを詰めなければならない不安と期待が入り交じった気持ちで事前テストに臨みましたが不安はすぐになくなりました。シーズン前半、“悪いところをどうやったら速く走れるようになるのか考えてみろ”という森脇緑さんのアドバイスのおかげで“考えて走る”ことができるようになり、それがスムーズにMD250へ乗り換えができた要因だと思います」

「そして今回から森脇尚護さんが付いてくれることになりました。尚護さんのレーシングライダーの視点からのアドバイスはとても的確でマシンセットも思った通りの方向に詰めて下さいます」

「このようなチームからの恩恵にポールポジションという形で応えることができて良かったとほっとしています。明日の決勝レースは序盤からプッシュしていきたいと思います」


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