バレンティーノ・ロッシは、気温の低かったフリー走行で苦戦した事により、決勝レースではインターミディエイトタイヤを履いたマシンを選択したと語った。
ドイツGPの決勝レース序盤はトップ集団を走行していたロッシ。レース後半に入ると路面が徐々に乾いていき、各ライダーがピットに入り、スリックタイヤを履いたマシンに乗り換えていた。そんななか、ロッシはピットインのタイミングを大幅に遅らせていた。
一方、コースオフを喫し後方に沈んだマルク・マルケスは、乾いていく路面を見て、他の選手より6周早い17周目でピットイン。スリックタイヤを履いたマシンに乗り換え、後方から猛烈な追い上げを見せていた。