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MotoGP ニュース

投稿日: 2018.03.19 15:54
更新日: 2018.03.20 02:01

ヤマハ 2018MotoGP第1戦カタールGP レースレポート

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MotoGP | ヤマハ 2018MotoGP第1戦カタールGP レースレポート

 モンスター・ヤマハ・テック3のザルコがロサイル・インターナショナル・サーキットで見事なパフォーマンスを見せた。
 
 決勝の22ラップ中17ラップまでレースをリード。終盤に入るとタイヤを消耗したことで徐々にペースを落とし8位となった。
 
 チームメイトのハフィス・シャーリンは、初めてのMotoGP決勝に臨み、1周目を17番手で終了。その後も順調に走行を続け、並み居るベテランライダーとバトルしながらポジションをあげ、14位でチェッカーを受けた。これで母国マレーシアに初となるMotoGPポイントを持ち帰ることとなった。

ライダーコメント

モビスター・ヤマハ・MotoGP
バレンティーノ・ロッシ(3位)

「すばらしい戦い、すばらしいレースになりました。去年は表彰台を期待していなかったので自分でも驚いてしまったのですが、今年はマシンのフィーリングが良かったので、いいレースができると確信していました」

「それでも、速いライダーが10人もいたのですから、そのなかで表彰台に上れるかどうかは予想がつきませんでした。グリッド3列目から好スタートして何台か抜くことができたこと、そしてもうひとつは終盤の戦い方が重要な鍵となりました」

「昨年同様、トップはドビツィオーゾとマルケス。彼らには余裕がありましたが、それについていくことができて、最終的に近づくことができたので満足しています。優勝には届きませんでしたが、開幕戦で表彰台に上れたことは大きな収穫です」

マーベリック・ビニャーレス(6位)

「今日は、今までよりもマシンのフィーリングが好みに近づき、とくにリズムが向上してきました。実はここまでマシンのことばかり気になって、あまりスタート練習をしていませんでした。その結果がスタートの失敗に繋がってしまいました」

「でも今はこうしてフィーリングが回復してきたので、他のことにも気を配れるようになるでしょう。セッティングもとても良くなってきていますが、まだ課題がありますし、電子制御システムについても、もっと自分のスタイルに合ったものにしていく必要があると思っています」

「そして、先ほど話したスタート練習です。今日のようなレースのあとは、またすぐにレースがしたいと思うものです」

「モチベーションは非常に高まっていて、今回も優勝のチャンスだってあったと考えています。チームのみんなが、とくに昨日の午後は本当にがんばってくれました。よい方向性が見つかり、とてもよい状態です」

チーム・ディレクター マッシモ・メレガリ

「シーズン開幕戦にふさわしいすばらしいレースになりました。昨日のフリープラクティス第4セッションと今日のウォームアップの走りを見て、ふたりが非常に好調であることは確信していました」

「バレンティーノは絶好のスタートを切り、これが3位獲得への重要な鍵となりました。そして見事なライディングで上位をキープし、最終的にトップに0.797秒差と近づくことができたのです」

「一方、マーベリックのほうはグリッド4列目と厳しい状況でしたが、混戦を抜けてからは非常によいペースを維持することができました。1分55秒台前半をコンスタントにキープしたことで、上位グループに近づくことができたのです」

「ふたりが見せてくれたパフォーマンスはチームをより一層、勇気づけ、鼓舞してくれたものと思っています。ライダーたちに、チームメンバーに、そしてエンジニアに感謝します。3週間後のアルゼンチンGPもこの調子を維持して臨みたいと思います」

マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
マーベリック・ビニャーレス(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)
バレンティーノ・ロッシ(モビスター・ヤマハ・MotoGP)


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