●2012年 チェコGP

 ペドロサのキャリアのなかでも最高のバトルのひとつ。ペドロサは、ブルノの最終ラップ、最終コーナーで同郷のロレンソがラインを外したところを交わしてトップを奪い、レースに勝利した。

2012年のチェコGPで劇的な逆転勝利を見せたダニ・ペドロサ
2012年のチェコGPで劇的な逆転勝利を見せたダニ・ペドロサ

●2012年 マレーシアGP

 レースは最初からウエットレースが宣言され、ペドロサはライバルたちがウエットレースによる様々な恐怖に苦しんでいるなか、ロレンソとトップ争いを展開。中盤でロレンソを交わしてトップに浮上するとそのままトップをキープする。最後は赤旗により終了し、ペドロサが優勝。ロレンソとのタイトル争いは次戦のオーストラリアGPに持ち越しとなった。アラゴンGP、日本GP、マレーシアGPと三連勝したペドロサだが、オーストラリアGPでは転倒を喫しリタイア。ロレンソのタイトルを認めただけだった。

2012年のオーストラリアGPでロレンソにタイトルを奪われたものの、最終戦バレンシアでは優勝を挙げたダニ・ペドロサ
2012年のオーストラリアGPでロレンソにタイトルを奪われたものの、最終戦バレンシアでは優勝を挙げたダニ・ペドロサ

●2015年 日本GP

 雨が降るなか行われた日本GP決勝、ペドロサは6番手からのスタートとなった。フロントタイヤのグリップに期待が持てなかったペドロサは、タイヤの熱を奪うことに苦労していた。しかし、ヤマハとの戦いを意図していたペドロサは、我慢のレースを続ける。そして残り9周、2番手のロッシを交わし、その2周目には前を走っていたロレンソも抜いて大逆転でトップに浮上。そのまま優勝した。

我慢のレースを続け、最後は大逆転で日本GPを制したダニ・ペドロサ
我慢のレースを続け、最後は大逆転で日本GPを制したダニ・ペドロサ

●2017年 スペインGP

 このスペインGPで優勝を挙げたペドロサは、キャリア53回目の勝利をもたらした。ペドロサは16年連続で少なくとも1回はグランプリで優勝を挙げていた。その優勝が4年ぶりのホームレースということもあり、シーズン最終戦のバレンシアGPでの優勝よりも格別だっただろう。

4年ぶりにホームレースのスペインGPで優勝したダニ・ペドロサ
4年ぶりにホームレースのスペインGPで優勝したダニ・ペドロサ

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