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MotoGP ニュース

投稿日: 2019.02.13 16:35
更新日: 2019.02.13 16:51

MotoGP:ペトルッチ、走らせ方が完璧なのはマルケス。「常に可能性と限界を超えている」【インタビュー後編】

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MotoGP | MotoGP:ペトルッチ、走らせ方が完璧なのはマルケス。「常に可能性と限界を超えている」【インタビュー後編】

ペトルッチ:今の問題のひとつは、誰かをブレーキング中に抜く時に、フロントブレーキをリリースする際にラインを維持できないことだ。だから少しワイドになってしまい、イン側から他のライダーに追い抜かれてしまう。ドヴィツィオーゾとマルケスにはそういう場面が多くあったけど、僕たち全員に起こることだ。

ダニロ・ペトルッチ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)
ダニロ・ペトルッチ(ミッション・ウィノウ・ドゥカティ)

だから他のライダーにぴったりついて、ブレーキング時にブロックしなければならない。イン側で徐々にブレーキングをして、他のライダーとサイド・バイ・サイドになり、完全に相手を抜かないようにする。ほとんど完全にストップさせ、いいタイミングがきたらコーナーに入り、他のライダーをブロックする。相手がイン側から抜いてこないようにね。これが追い抜きをする際の最善のやり方だと思う。今ではMotoGPでオーバーテイクをするのはとても難しいからね。

それと、今オーバーテイクが難しいのは、バイクの空力がとても優れているからなんだ。ストレートで他のライダーのすぐ後ろにいるとスリップのなかでスピードを出せない。

オーバーテイクのチャンスを掴むには、加速が優れている必要がある。2から3コーナー手前からアタックする用意をしなければならない。それでコーナーに少し減速して進入し、できるだけ早くスロットルを開けるんだ。でも問題なのは、そうすることでスライドとスピンがより起こりやすくなることだ。前のライダーを追い抜くと、タイヤが摩耗し、それでまた抜き返されてしまうんだ

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 ペトルッチはMotoGPで一番大柄なライダーだ。彼は問題を分かっている。なぜならタイヤにより荷重がかかってしまうことを避けられず、そのことはタイヤの寿命に影響するからだ。

 2018年の冬、ペトルッチは減量のために厳しい食事制限をしたが、シーズンに入ると最大限の走行をする力がなかった。2019年の冬、彼はより適切な栄養管理を行い、新チームメイトのドヴィツィオーゾとともにトレーニングをするだろう。より軽量かつ強力になって2019年に挑む考えだ。

 ペトルッチはドゥカティのファクトリーライダーとしての将来を確保するのに1度のチャンスしかない。彼の契約期間はたった1年なのだ。


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