全日本ロードレース選手権ブログ ヨシムラ編
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 菅生戦で特徴的だったのは加賀山車のTカーとしてハンドルの高さの異なる車両でテストを行っていた事。こちらは通常の高さの車両。

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 こちらはハンドルが高い位置にマウントされた車両。中心部の盛り上がりを見るとその違いが分かると思います。ヨシムラを率いる加藤陽平監督いわく、シート位置も高くしてテストを行ったとの事。このテストは金曜日の練習走行で行われた様子で、加賀山選手の要望ではなく、ヨシムラとしてデータ収集の為に設定したテストだったようです。今後この仕様がどこで投入されるのか、楽しみにしたいと思います。

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 メーターも見ておきましょう。こちらはギアを入れての暖気中。回転数は1万6000回転まで刻まれています。ちょっと昔のトヨタ・ソアラっぽい感じのメーターです。

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 ここからはエンジン周辺をみていきます。まずはラヂエーター、オイルクーラーから。気になるのは熱交換器上の耐熱カバーがされた部分。先ほど紹介したアルミフレームとまた違った形状のようにも見えます。

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 エンジンを見ましょう。他メーカーと比べるとオイルパンが小さいように感じます。

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 ファンネルも少しだけ拝めました。 ヨシムラ独自のデュアルスタックと呼ばれる二重のファンネルが使用されているようです。この技術、一般ユーザーへもフィードバックされおり製品化もされているようですのでみなさまいかがでしょうか。

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 エアークリーナーです。スポンサーでもあるK&Nのフィルター。オートバイですのでエアーは中から外に吐き出されます。

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 マフラーを見ていきましょう。サイレンサーの前に設置されたレゾネーター。これによって特定域のトルク増加に効果があると思われます。

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 マフラー集合部手前に設置された連結パイプ。これにより排気脈動をコントロールしトルク増加に効果があると思われます。

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 またマフラーの上流にも連結パイプが設置されているようです。写真はカワサキのものですが、これによっても排気脈動をコントロールする事によってのトルク増加、また消音効果も得られるようです。

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