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MotoGP ニュース

投稿日: 2016.10.20 15:42

MotoGP第16戦オーストラリアGPプレビュー:タイヤの使い方が勝敗を左右するコース

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MotoGP | MotoGP第16戦オーストラリアGPプレビュー:タイヤの使い方が勝敗を左右するコース

 唯一の問題は天気だ。この季節はいつも寒く、風が強い。特にストレートではときにとても風が強いんだ。可能な限り安定したマシンセットアップを見つけなければならない。コンストラクタータイトルとチームタイトル獲得のために、残りのレースも勝てるようにトライしたい」とマルケス。

 もてぎでマルケスを追いながら転倒リタイアに終わったロッシ。ランキング3位のロレンソが同じく転倒リタイアに終わり、二人のポイント差は14ポイントと変わらなかったが、残り2戦でチームメイトとランキング2位を争うことになった。フィリップアイランドでは250クラス時代の1998年に初優勝、1999年も連勝。

 500クラス2年目の2001年には優勝で最高峰クラス初タイトルを決め、MotoGPクラスになってからは、2002年、2003年、2004年、2005年、2014年と5勝、通算8勝を記録しており、ロッシにとって得意なコース。

「0ポイントで終えたもてぎは悪い結果だったが、ボクたちの強さを見せることができたと思う。フィリップアイランドは素晴らしいコース。ボクの大好きなコースだ。速く、強く走れるようにトライしなければならない。すでにミシュランタイヤでテストを行なっているが、最悪のリザルトの後にフィリップアイランドに臨む。天気が悪くないことを望む。もし、寒ければ危険だろう。天気がいいことを希望して、どうなるか様子をみよう」とロッシ。

 ランキング3位のロレンソは、日本GPでの転倒によりタイトル連覇のチャンスを失ったものの、マルケスの強さと安定感をたたえるコメントを残すなど、どこかその結果に納得した様子。フィリップアイランドのMotoGPでは2013年の1勝に止まるが、250クラス時代の2006年2007年と連勝した経験を持つ。

「もてぎは残念な結果だった。でも、タイヤチョイスを間違ったにも関わらず、優勝を争えることを証明できたと思う。ボクとバレのクラッシュがマルクのタイトル確定につながったが、彼は今シーズン、最もコンスタントなライダーだった。これからランキング2位を争わなければならない。

 重要なことは、ボクたちがここにいる理由はチャンピオンになるためだということ。チャンピオン争いは終わったんだから今回のフィリップアイランドは少し不思議なレースになるかもしれないね。でも、ボクはいいレースをして勝ちたい。残り3戦の目標はランキング2位を獲得することだ」とロレンソ。

 前戦日本GPで今シーズン3度目の表彰台に立ったマーベリック・ビニャーレス(スズキ)が、ランキング4位に浮上。Moto2クラス時代の2014年に優勝した経験を持ち、MotoGPクラス初参戦となった昨年は6位に入賞したフィリップアイランドで上位をめざし、ロレンソに17ポイント差と迫ったランキング3位獲得に挑戦する。

「フィリップアイランドでのレースが待ちきれない。最も好きなコースの一つだし、戦闘力があり、表彰台をねらえると思う。天候次第というのはあるが、コースレイアウトはマシンのキャラクターにもボクのライディングスタイルにとってもベスト。高速コーナーが連続し、攻略が難しく、勇気が必要なコースだが、ボクはこれらの条件が大好きだ。日本GPの表彰台は重要で、ポテンシャルを示すことができたし、チームやファクトリーで働くエンジニアの熱意を加速させることができた。この流れにのってライディングできれば、はオーストラリアは素晴らしい週末になるだろう」とビニャーレス。


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