ロッシはバレンシアGP後の11月15、16日から新しいチームメイトとなるマーベリック・ビニャーレスと共にテストを行い、11月30日からのテスト禁止前までセパンでテストを行う予定だ。
「バレンシアからは新しいことを試せるし、来年に向けてより明確なアイデアをつかむことができる」とロッシは言う。
「重要なテストになる。これが正しい改善方法なのかを理解する必要があるので、非常に興味深いものになるだろう」

ロッシはまた、ヤマハのマシンであるM1について、マレーシアGP決勝の後半で勝者のドビジオーゾに大きく引き離されることになったミックスコンディションにおける課題もあると考えている。
セパンではフロントタイヤの状態に悩まされたが、彼は路面が滑りやすいときか乾いているときにおける改善に焦点を当てている。
「完全に乾いていても、また完全に濡れていていても、我々は強力だ」
「それらが入り混じったコンディションでは少し劣っているので、それについては改善を試みるように努める。しかし我々のバイクはウエットでは非常にいい」
