Monster Yamaha Tech 3 P・エスパルガロ選手談(6位)
「ブラック&グリーンのヤマハで走る最後のレース。Monster Yamaha Tech 3とともに過ごした時間を好成績で祝うことができて、うれしく思う。

 今日のことは僕の、そしてチームの士気を、これからの冬の間も高く維持してくれることになるだろう。良い形で、パートナーシップを終えることができた。

 シーズンが始まったときと同じように、最終戦でもトップ・サテライトを獲得。シーズンの間には苦しいこともたくさんあって、結局、ランキングではトップをキープすることができなかったが、常にベストを尽くしてきた。

 長年にわたって全力で支えてくれたMonster Yamaha Tech 3チームには感謝の気持ちでいっぱい。しかも彼らは、モトGPマシンの乗り方まで教えてくれたんだ。そうして良いときも辛いときもともに時間を過ごしてきた。1年目は素晴らしかったが、2年目は苦しかった。

 それでも2016年は、そうした状況をなんとか乗り切ろうと最大限の努力を尽くして頑張ってきたつもりだ。今日のレースについていえば、序盤の数ラップの重要なところで時間を費やしてしまったのが残念。

 でもそのあとは調子が上がり、ファクトリー勢とも同等のペースで走ることができた。アレイシ(エスパルガロ)がずっと後ろについてきたが、彼がついてくるのに精いっぱいなのか、それとも抜きたがっているのかわからなかった。

 結局、最後まで抑え切ることができたので、それによってドビツィオーゾに追いついてひとつ順位を上げた。ドビツィオーゾを抜いたあとは、彼がアレイシと僕との間に入ってバリアになってくれたおかげで6位を獲得できたんだ。

 最後にもう一度、チームのみんなの3年間のサポートに感謝。Tech 3とのたくさんの思い出を心にしまって、ここを去るよ」

B・スミス選手談(9位)
「難しいレースだったけれど、すべてを賭けて戦った。最終戦で9位を獲得できたことは良かったと思う。ウイーク中、問題を抱えたまま厳しい状況が続いたが、もちろん、常にベストを尽くしてきた。

 そして決勝でついにベスト・セットアップを見つけることができたんだ。そうなれば、あとはひたすらプッシュしてエスパルガロ兄弟とカル(クラッチロー:ドゥカティ)についていくことだけを考えた。

 ポルのほうが、とくにレース後半はペースが良さそうで、残念ながら最後まで粘り続けることはできなかった。ちょっと望みすぎかもしれないけれど、僕らのこのチームでの最後のレースで彼と戦いたいと思っていたんだ。

 いずれにしても、レース中盤でカルが転倒し、そのあとは僕ひとりでリズムをキープしなければならなくなった。だって後続は10秒も離れていたし、ポルとアレイシはそのときには手の届かないところへ行っていたから。

 最終戦までにできるだけ回復し、本来のポジションに少しでも近づくことが僕の最大の目標だったので、それについては達成できたと思う。

 モトGPでの4年間、そしてその前のモト2での2年間、僕のために懸命に仕事をしてくれたTech 3チームの全員に心からの感謝を。

 2017シーズンは新しいライダーを迎え、彼らとともに成功をおさめることを願っている。そしていつかまた”bonjour”と言って帰って来るよ」

H・ポンシャラル、チーム・マネジャー談
「見ごたえあるバトルと激しい接近戦が何度も展開された、素晴らしいシーズンの最終戦にふさわしい、非常にファンタスティックなレースだったと思う。

 そのなかで激しいファイティング・スピリットを見せてくれたブラッドリーとポルを誇りに思っている。このシーズン最終戦は天気に恵まれたこともあり、ふたりは良い形でレースを展開した。

 そしてポルがサテライト勢のトップ。ブラッドリーも貴重なチャンピオンシップ・ポイントを獲得した。ふたりがいてくれたからこそ、Tech 3チームは5年連続でトップ・サテライトのポジションをキープすることができたのだ。

 チームの全員がふたりのパフォーマンスに満足し、喜んでいるが、同時に彼らとのアドベンチャーがこれで終わりになると思うと悲しい気持ちもある。

 ライダーたち、チームの全員に改めて感謝。そして同じく今シーズンでチームを離れるミレーナ・コーナーにも、長年の貢献と努力に対して感謝の意を表する。いつかまた、皆がともに過ごせる日を楽しみにしている」

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