■リン・ジャービス(ヤマハ・ファクトリー・レーシング マネージングディレクター)
「これは感動的な瞬間だ。別れを告げるのはいつでも悲しいものだ。特にチームにとって不可欠であった人々に対してはね。だが人生で継続的なものはなく、変わらないことは何もない。そしてそれこそがMotoGPというものだ。パドックの状況は常に進化している。人々はチームに加入し、何人かは離れ、何人かはふたたび戻ってくる」

「2020年にロッシはヤマハ・ファクトリー・レーシング・MotoGPチームで15シーズン目を迎えた。この年月の思い出はとても鮮明だ。ジェットコースターのように、上昇した時も下降した時もあった。だがヤマハにおける彼の実績は本当に印象的だ。MotoGP世界タイトルが4回、グランプレースへの出走が255回、優勝が56回、表彰台が142回だ。彼がヤマハで達成したことは驚異的だよ」

「彼がファクトリー・ヤマハMotoGPチームを離れるからといって彼のキャリアが終わるわけではない。これは完全な別れのシナリオではなく、移行の瞬間だ。これは重要なことだ。なぜならロッシは本当に長い間、我々チームの一員だったからだ。だが2021年彼は隣のガレージにいる」

「彼のファクトリーライダーの地位は継続され、ヤマハの完全なサポートのもと、ファクトリーマシンであるYZR-M1に乗るのだ。彼はまた、クルーチーフのダビド、データエンジニアのマッテオ、ライダーパフォーマンスアナリストのイダリオをともに連れて行く。つまり彼はペトロナス・ヤマハSRTのガレージでも慣れ親しんだ面々に囲まれることになる」

「ブレント、アレックス、ハビエルはヤマハとの長期に及ぶ協業を終了させる。彼らの専門知識、プロフェッショナリズム、仕事への情熱は、我々のチームを長年にわたり前進させた。彼らに別れを言うのは非常に悲しいことだ。彼らの将来の成功を祈っているし、連絡を取り合っていきたい」

2010年MotoGP:最終戦バレンシアGPでヤマハに別れを告げたバレンティーノ・ロッシ
2010年MotoGP:最終戦バレンシアGPでヤマハに別れを告げたバレンティーノ・ロッシ

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