■バレンティーノ・ロッシ
「これは重要な瞬間だ。なぜなら僕たちがともに歩んだ長い旅の終わりだからだ。僕とヤマハ・ファクトリー・レーシングMotoGPチームとの歴史はふたつの時期に分かれている。まるで優れた映画のようだと思うよ」

「最初のパートは、2004年の初めから2010年だ。その時期は僕のキャリアの中でも最高だったと思う。僕たちはヤマハの歴史を刻んだんだ。僕たちはヤマハのために、20数年ぶりとなるチャンピオンシップタイトルを勝ち取った。この出来事は忘れることはない。僕のキャリアにとっても重要な瞬間でもあるからね」

「でも僕は第2期のこともとても誇りに思っているよ。リンとヤマハのみんなにまた“ありがとう”と言いたい。彼らは、僕が他のファクトリーで不振の2年を過ごした後で、ファクトリーチームに戻るチャンスを与えてくれた。僕がすでにMotoGPの標準より年をとっていたのにね」

「僕は必死だった。リンが僕に、ここに戻るチャンスがあるだろうと言ってくれた時のことは決して忘れない。あの瞬間に対して、ずっと感謝の気持ちを持ち続けるだろう。なぜなら当時、僕はここに戻ることができなかったら、引退していたかもしれなかったからだ」

「僕がファクトリー・ヤマハ・チームに戻ってから8年が経ったから、前回より1年長いことになる。第2期は結果の点では少々難しいものだった。でもある時点ではタイトル獲得に近づくことができた。そのことは僕たちの展開を変えたかもしれない。だが物事は起こるべくして起こる。僕は今もリン、マイオ(・メレガッリ)、そして日本のエンジニア全員からのサポートに感謝しているよ。そして特に僕は自分のクルーたちに“ありがとう”と言いたい」

「僕たちは長いこと一緒にいる。バーニー、アレックス、ブレント、マッテオ、ダビド、イダリオ、その他にもいる。また、チームの他の人たちやホスピタリティのスタッフにもお礼を言いたい。そしてもちろん僕の仲間のマーベリックにもね。ガレージのあちら側では良い雰囲気でいられた。彼らにもありがとうと言いたい」

「2021年も僕は完全なチームのサポートのもとでファクトリーバイクに乗る。ただカラーリングが違うだけだ。僕がヤマハ・ファクトリー・レーシングのガレージに座っていないことは本当だけれど、僕はすぐ隣にいる。マッテオ、イダリオ、ダビドと一緒にね。だから、これからもハローと挨拶できることは確かだよ」

2013年MotoGP:TTアッセンで勝利したバレンティーノ・ロッシ
2013年MotoGP:TTアッセンで勝利したバレンティーノ・ロッシ

バレンティーノ・ロッシ
バレンティーノ・ロッシ

2020年MotoGP:バレンティーノ・ロッシの送別会
2020年MotoGP:バレンティーノ・ロッシの送別会

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