フリー走行2回目は気温32度、そして路面温度は52度にまで上昇した。このセッションでもマルク・マルケスは序盤から好タイムを記録し、トップのミゲール・オリベイラ(レッドブル・KTM・ファクトリーレーシング)に次ぐ2番手につける。
セッション中盤の20分過ぎ、ルカ・マリーニ(スカイ・VR46・アビンティア)が2番手タイムを記録する。マリーニはこのフリー走行2回目の序盤に、13コーナーで転倒を喫していた。また、この時間帯には、マルク・マルケスがさらにタイムを更新。オリベイラ、マリーニのタイムを上回ってトップに浮上する。
残り5分を切ると、各ライダーがタイムアタックの時間帯に入る。まずは中上が1番手タイムを記録。しかしそのタイムをクアルタラロ、マーベリック・ビニャーレス(モンスターエナジー・ヤマハMotoGP)が更新する。さらに、その直後にはオリベイラが再びタイムを縮めて1分20秒690を記録し、この日初めて1分21秒を切るとトップに浮上した。
オリベイラはこのままセッションを制し、初日総合をトップで終えた。2番手はクアルタラロ、3番手はビニャーレス。4番手は右手橈骨の骨折から復帰したリンス、5番手にはフリー走行2回目の序盤で転倒を喫したポル・エスパルガロがつけた。
一時トップタイムを記録した中上は6番手。マルク・マルケスは最終的に12番手だった。また、ドゥカティ勢としては8番手のヨハン・ザルコ(プラマック・レーシング)が最上位で初日を終えた。
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