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MotoGP ニュース

投稿日: 2021.09.06 08:00
更新日: 2021.09.06 16:14

SBK第8戦フランス:ラズガットリオグルが2勝を上げ、チャンピオンシップでトップ。レイに7ポイント差つける

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MotoGP | SBK第8戦フランス:ラズガットリオグルが2勝を上げ、チャンピオンシップでトップ。レイに7ポイント差つける

 日曜日に行われたスーパーポール・レースでは、ラズガットリオグルとレイがトップ争いを展開。ラズガットリオグルがトップ、2番手でレイがチェッカーを受けた。しかし、レース2終了後、最終ラップの10コーナーでラズガットリオグルがトラックリミット違反を喫したとして、ラズガットリオグルは1ポジション降格となった。スーパーポール・レースの最終結果として、優勝はレイ、2位はラズガットリオグルとなっている。3位はロウズ。野左根は16位だった。
 
 上述のとおり、スーパーポール・レースのラズガットリオグルにペナルティが科されたのはレース2の終了後だったため、レース2はスーパーポール・レースでチェッカーを受けたとおり、1番手にラズガットリオグル、2番手にレイ、3番手にロウズが並んだ。
 
 気温28度、路面温度42度のドライコンディションで始まったレース2。ホールショットを奪ったのはラズガットリオグルだったが、レイとロウズがラズガットリオグルをぴたりとマーク。2周目の3コーナーでレイがラズガットリオグルを交わしてトップに浮上する。一方、レイとともにラズガットリオグルを追っていたロウズは6コーナーで転倒。リタイアとなった。
 
 トップに立ったレイだが、2番手のラズガットリオグルが僅差で背後におり、さらに3番手のスコット・レディング(Aruba.it レーシング-ドゥカティ)も迫っていた。4周目にはラズガットリオグルがレイを交わすも、レイがその先のコーナーでラズガットリオグルを交わす。
 
 7周目に入るころには、トップのレイ、2番手のラズガットリオグル、3番手のレディングの3人は先頭グループを形成。4番手のロカテッリに対し、3秒以上に差を広げていた。
 
 2番手のラズガットリオグルは、トップのレイとの差を縮めていく。一方、3番手のレディングは2番手のラズガットリオグルについていけず、トップ争いはレイ、ラズガットリオグルの二人に絞られた。そして10周目の5コーナーで、ラズガットリオグルがレイをオーバーテイク。レイがトップの座を奪い返すも、ラズガットリオグルは11周目に再びレイをパスする。これが決定的なオーバーテイクとなり、ラズガットリオグルがトップに立った。
 
 トップに浮上したラズガットリオグルと2番手に後退したレイとの差は0.3秒ほどを保っていたが、レース終盤には1秒以上に広がった。
 
 ラズガットリオグルはそのままトップをキープして、優勝を飾った。レイは2位で、チャンピオンシップのランキングではラズガットリオグルが370ポイントでトップ、7ポイント差で2番手にレイがつける状況となった。
 
 3位でフィニッシュしたのはレディング。中盤以降、ラズガットリオグルとレイに引き離された。4位はロカテッリ、5位はデイビス、6位にはバウティスタが入った。野左根は14位で、ポイントを獲得している。
 
 スーパースポーツ世界選手権(WSS)は、負傷欠場の川崎祥吾(G.A.P.モトズー・レーシングbyプセッティ)の代役として今大会も大久保光が招集されていたが、金曜日のフリー走行2での転倒により、レースは欠場となった。
 
 スーパースポーツ世界選手権300(WSS300)に参戦する岡谷雄太(MTMカワサキ)は、レース1で6番手走行中に転倒リタイア。レース2では最終ラップまで表彰台争いを展開し、5位フィニッシュを果たしている。

2021年SBK第8戦フランス決勝レース2
2021年SBK第8戦フランス決勝レース2

2021年SBK第8戦フランス 決勝レース2:トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)
2021年SBK第8戦フランス 決勝レース2:トプラク・ラズガットリオグル(Pata Yamaha with BRIXX WorldSBK)

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