■第1位:マルク・マルケス

チーム:レプソル・ホンダ・チーム
出走回数:18回
優勝回数:5回
シリーズランキング:1位(298ポイント)

マルク・マルケス
マルク・マルケス

 2016年のモータースポーツ界でマルケスよりも優れたパフォーマーがいただろうか。

 マルケスはチームメイトのペドロサと、問題を抱えるホンダを完全に凌駕した。彼はひとりで298ポイントを獲得した一方で、RC213Vに乗る他の4人のライダーは合計で382ポイントを獲得するのがやっとだった。

 タイトルを獲得した第15戦日本GPの後に行われた第16戦オーストラリアGPでリタイアするまで、マルケスはMotoGPの全クラスのなかで唯一の全戦入賞ライダーだった。

 しかし、この全戦入賞はセーフティマージンをもって走り込んだ結果ではない。

 マルケスは第3戦アメリカGP、第14戦アラゴンGP、そして特に第15戦日本GPで、これまで以上のスピードを披露し、第6戦イタリアGPでのロレンソとのバトルや、第7戦カタルニアGPと第12戦イギリスGPでのロッシとのバトルでは、文字通り全力を注いでいた。

 そしてマルケスは、ロレンソとロッシが獲得した合計と同じ、7度のポールポジションを獲得。18戦で5勝を挙げた。

 シーズン終盤のリタイアでライバルたちを引き立ててしまったものの、マルケスは完璧と言える1年を過ごしたのだ。

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