A氏:一番はタイヤですかね。あるライダーにミシュランタイヤについて聞いたのですが、ミシュランタイヤは温度の依存性が高いらしいです。タイヤの作動温度の幅が狭い。だから、タイヤチョイスがレースで大きく影響してしまう。ブリヂストンタイヤの時は、路面温度に対してプラスマイナス10度くらいの余裕があったんです。

 例えば、路面温度が30度だった場合は20度から40度くらいまでの差であれば対応できる。だけど、ミシュランは温度差によるグリップの対応に苦戦していたんです。それが影響して、バイクを寝かせてフロントタイヤのエッジまで到達する中間の部分でグリップが急になくなる問題が起こった。

 だから、フロントから切れ込んで転倒するライダーが多かったんです。

ミシュランタイヤ
ミシュランタイヤ

B氏:SBK(スーパーバイク世界選手権)にタイヤを供給しているピレリはすでに17インチのタイヤを使用していて、その部分を解決できているみたい。その点でミシュランは遅れているけど、2017年は対策してくるだろうね。

――なるほど、だからヘレスで行われたSBKとMotoGPのプライベートテストでSBKのバイクがMotoGPのタイムを上回るということが起こったんですね。

A氏:そうだと思うんですよ。情報収集はしているのですが、おそらくタイヤだろうと。ピレリタイヤがその時のコンディションに合っていた。

B氏:話をまとめると、今までのMotoGPは16.5インチという特殊なブリヂストンタイヤを乗りこなせるライダーと、それをコントロールできるECUを持ったチームしか速く走れなかった。だけど今年はタイヤとECUが変わって各チームがゼロからのスタート。

 そのおかげでファクトリーチーム以外のライダーも優勝し、9人のウイナーが誕生した。(MotoGPプロモーターの)ドルナとしては「してやったり」だよね。逆に2017年でミシュランタイヤが良くなってくると勝てるのが、ファクトリーチームに絞られてしまう可能性もあるね。

■ウエットコンディションでチャンスを掴んだサテライトチーム

スコット・レディング
スコット・レディング

■ロッシ人気の恩恵と恐怖

バレンティーノ・ロッシカラーに染まるサンマリノ
バレンティーノ・ロッシカラーに染まるサンマリノ
アジアでも人気が高いバレンティーノ・ロッシ
アジアでも人気が高いバレンティーノ・ロッシ

こちらはモータースポーツチャンネル限定の記事になります。続きはモータースポーツチャンネルでご覧ください。

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