サルーンのベンチマークとして君臨する、メルセデス・ベンツのフラッグシップ・モデル『Sクラス』がマイナーチェンジを受け、安全性と快適性、効率性を高次元で融合する『インテリジェントドライブ』がさらに進化。8月9日より予約受注を受け付け、一部グレードを除き9月上旬より納車が開始される。

 2013年デビューのSクラスは、すでに世界累計販売台数で30万台を超えるベスト・イン・クラスの座を不動のものとしてきたが、今回の改良で目玉となるのは、その立ち位置をさらに強固にするメルセデス最新の安全・快適機能の数々だ。

 自動運転の実現に向けてさらに大きく一歩前進するその『インテリジェントドライブ』の機能は、レーダーセンサーやステレオマルチパーパスカメラ、超音波センサーにより自車の周囲を常に監視する複合的なセンサーシステムで、先行車両、横切る車両、後方車両、対向車、歩行者などを検出し状況を判断、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動でアシストすることでドライバーの負担を軽減し安全性と快適性を向上。

 先行車との車間距離を維持する『アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック(自動再発進機能付)』は、自動再発進機能も新たに備え、停止後30秒以内であればドライバーはアクセルを踏まなくても自動的に発進するまでに進化し、操作方法においてもステアリング上にスイッチを配置したことで、より直接的に機能操作ができるようになっている。

 さらに『アクティブステアリングアシスト』も強化され、車線が不明瞭な場合や検知できない場合でも周囲の車両やガードレール等を検知しステアリングアシストを行う。

 また、高速道路上での車線変更をアシストする『アクティブレーンチェンジングアシスト』は、80~180km/hで上記機能作動時にウインカーを操作すると、行き先の車線に車両がいないことをシステムが確認し、自動で車線変更を実現する最新の車両認知機能を備えている。

新機能の「アクティブエマージェンシーストップアシスト」は一定期間操作がない場合に車両を自動停止させる
メルセデス・ベンツで初となるスマートフォンを使って狭い駐車スペースや車庫への駐車操作が可能な「リモートパーキングアシスト」
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