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クルマ ニュース

投稿日: 2017.08.30 13:28
更新日: 2017.08.30 13:40

ポルシェ、第3世代『カイエン』発表。新型エンジン&軽量化によりスポーツ性能向上

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クルマ | ポルシェ、第3世代『カイエン』発表。新型エンジン&軽量化によりスポーツ性能向上

新開発:リア アクスル ステアリング、エアサスペンション、ロール安定化システム

 このフォーマットは、統合ポルシェ4Dシャシーコントロールシステムによって分析・同期されるアクティブ制御シャシーシステムの最適な基盤となります。システムは、ハンドリングをさらに最適化しながらリアルタイムで作動します。
 
 アクティブなPASMダンパーシステム(カイエンSに標準装備)を除く他のすべてのシャシーシステムが新開発されています。初めてカイエンにエレクトリック リア アクスル ステアリングが装備されます。
 
 911とパナメーラですでに実証済みのこのシステムは、コーナーの俊敏性と高速車線変更時の安定性を改善し、さらに、回転半径を短縮して日常のハンドリングを容易にします。

 新しい3チャンバーテクノロジーを備えたオプションのアダプティブエアサスペンションも、スポーツ性の高い堅固なロードホールディングとツーリングカーに期待される走行快適性を大幅に改善します。
 
 システムは先代同様に起伏の多い地形で地上高を調節することができます。ロールを安定化させるオプションのポルシェ ダイナミックシャシー コントロールシステム(PDCC)を装備すると、スポーツ志向のドライバーは、油圧システムからエレクトリックシステムへの切り替えによる恩恵を受けます。
 
 この切り替えは車両の強力な48Vの電気系統によって可能になります。短いレスポンスタイムによってドライビングダイナミクスの精度が向上し、穏やかに走行しているときも快適性がさらに改善されます。

ポルシェ・カイエン インテリア
ポルシェ・カイエン インテリア

ワールドプレミア:タングステンカーバイド層を備えたポルシェ サーフェス コーテッド ブレーキ

 革新的なポルシェ サーフェス コーテッド ブレーキ(PSCB)によって、ポルシェは再び高性能ブレーキの開発において先駆的役割を担います。カイエン全モデルにオプション装備される世界初のブレーキは、タングステンカーバイドでコーティングされた鋳鉄製ディスクを備えます。
 
 この仕上げは摩擦値を高めて磨耗とブレーキダストを低減します。ポルシェ専用ブレーキは外見も印象的です。ブレーキキャリパーはホワイトに塗装され、ディスク表面は組み付け後に独特の光沢を帯びます。
 
 PSCBは20インチおよび21インチホイールとの組み合わせのみ可能です。トップエンドのシステムはPCCBセラミックブレーキです。

PSMスポーツを備えた新しいスポーツクロノパッケージ

 ニューカイエンはスポーツ性能に関してさらなる可能性を提供します。ポルシェはスポ-ツカーモデルをベースにしてスポーツクロノパッケージを再開発しました。
 
 ステアリングホイールのモードスイッチはこのアプローチを明確に示します。ドライバーは、ノーマル、スポーツ、スポーツ プラスと、個別に設定可能なドライビングモードから選択することができます。
 
 中央のスポーツレスポンススイッチを押すと、最高の性能に調整されたエンジンとトランスミッションのマップが作動します。スポーツクロノパッケージには、ニューカイエン最大のドライビングダイナミクスを引き出すことが可能な独立したPSMスポーツモードも含まれます。


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