フィアットのみならずイタリアを代表する小型車として、長年親しまれている『500(チンクエチェント)』。その流れをくみ、ルーミーな室内空間を確保したクロスオーバーモデルとして登場した『フィアット500X』に、新スタイルを提案する限定車『500X Lounge(ラウンジ)』が登場。8月26日より発売開始となっている。
フィアット・クライスラー・オートモビル(FCA)の世界戦略モデルとして『ジープ・レネゲード』とも車体を共有して誕生した500Xは、1.4リッター直噴4気筒ダウンサイジングターボと、9速というこのセグメントでは類を見ない多段ATを搭載して登場。
FFモデルとハルデックス方式の4WDグレードを展開する同車だが、今回は2017年7月に安全装備のさらなる充実や新色の追加などの仕様変更が行われたマイナーチェンジ後のモデルをベースに、通常は設定されていないエクステリアデザインとパワートレーンの組み合わせにより、新たな個性を追求した限定モデルとして設定された。
エクステリアは、通常の4WDグレードとなる“Cross Plus”のようなアンダーガードを備えたクロスオーバー・フェイスではなく、FFグレードの“Pop Star”と“Pop Star Plus”の特徴であるアーバン志向のデザインをベースとし、そこにアウトドアのイメージを演出するルーフレールを装着。