レース中は力が入りすぎたか、土屋のハンドルが台座から外れてしまうハプニングが起きたものの、プロドライバーとしての意地をみせて勝利を収めると会場からは拍手が沸き起こった。

その後は抽選で選ばれた3人のドライバーが土屋と対戦。土屋は徐々にG29ステアリングコントローラーとマシンに慣れはじめ、安定した走りを披露したものの、1勝2敗と負け越してしまう。
当初はここで対戦は終了するはずだったが、「だんだんG29がわかってきた! もうひとり対戦しよう」と土屋は再戦を要求。急きょ、4人目のドライバーが抽選で選ばれた。
最後の挑戦者はふだんトヨタ86で実際にレースも戦っているという強者。土屋とともに好バトルを演じたが、ここは僅差で土屋が勝利。会場を盛り上げた。
対戦後、土屋は「ゲームのことは馬鹿にしてたんですけど、G29のおかげで今では楽しめるようになりました。今日は雨のなかお越しいただきありがとうございました」と語り、イベントを締めくくった。
また、ロジクールは同日、土屋がトヨタ86で筑波サーキットでドリフトする模様を収めたVR(バーチャルリアリティ)動画、『Ride with the Drift King』も公開した。スマートフォン用のVRゴーグルなどを使用することで、実際に“ドリキン”操るマシンの助手席に座っているような感覚を味わえるので、ゴーグルをお持ちの方は体験してみよう。
