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クルマ ニュース

投稿日: 2018.04.14 19:35
更新日: 2018.04.14 20:23

急きょのスケジュール変更も何のその。好天のなかモータースポーツジャパン2018開催

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クルマ | 急きょのスケジュール変更も何のその。好天のなかモータースポーツジャパン2018開催

■MSJ名物のスーパーGTピット対決は20秒切りのNISMOに軍配

 また、レースウイークを彷彿とさせるイベントとしてはスーパーGTマシンを使い、ピットストップの速さを競う『SUPER GTピットストップコンテスト』を開催。今年はレクサスLC500テストカーを持ち込んだレクサスと、2013年型のMOTUL AUTECH GT-Rを持ち込んだニッサンによる一騎打ちが繰り広げられた。

 このピットストップコンテストでは、各チーム2回ずつタイヤ交換とドライバー交代を実施し、そのなかで最速タイムを記録したチームが勝利となる。

 先行を務めたのは2017年のピットストップコンテストを制しているNISMOチーム。ドライバーはロニー・クインタレッリとミハエル・クルムが務めた。

 NISMOの一回目は大観衆が見つめるプレッシャーからか、左リヤタイヤの交換に手間取ったこともあり、31秒44という結果。

 続くレクサス陣営はドライバーが中嶋一貴と関口雄飛のau TOM’S LC500のコンビ。メカニック陣はLEXUS TEAM LEMANS WAKO’Sのスタッフが務めるジョイントチームで挑むが、こちらもタイヤ交換に手間取り、1回目は31秒17というタイムとなった。

 これでプレッシャーが薄れたNISMO陣営は、2回目の作業をレース本番さながらにミスなく決めて19秒28を叩き出す。1回目のタイムを大きく上回る記録となり、クルムからステアリングを引き継いだクインタレッリはドーナツターンを披露して“勝利宣言”。レクサス陣にプレッシャーをかける。

 これで後がなくなったレクサス陣営だが、冷えた状態のカーボンブレーキではマシンを止めるのが難しいこともあり、ストップ位置をわずかにショート。作業が終わるとマシンに乗り込む一貴がタイヤスモークを上げながら発進したものの34秒07とNISMOのタイムを上回ることはできず。NISMOがコンテスト連覇を飾った。

ピットストップ対決に挑むMOTUL AUTECH GT-R
ピットストップ対決に挑むMOTUL AUTECH GT-R
ピットストップ対決に挑むレクサスLC500テストカー
ピットストップ対決に挑むレクサスLC500テストカー
NISMOは2回目の挑戦で19.28秒を記録
NISMOは2回目の挑戦で19.28秒を記録
NISMOのタイムに中嶋一貴も拍手を送っていた
NISMOのタイムに中嶋一貴も拍手を送っていた
レクサス陣営は2回目の挑戦で停止位置がわずかにショート。タイムを伸ばせなかった
レクサス陣営は2回目の挑戦で停止位置がわずかにショート。タイムを伸ばせなかった
中嶋一貴がタイヤスモークをあげて発進するもタイムは34秒07とふるわず
中嶋一貴がタイヤスモークをあげて発進するもタイムは34秒07とふるわず
ピットストップ挑戦後、「(コクピットから)クインタレッリに引きずり出された」と明かすミハエル・クルム
ピットストップ挑戦後、「(コクピットから)クインタレッリに引きずり出された」と明かすミハエル・クルム
ピットストップ対決を制したNISMOチーム
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