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クルマ ニュース

投稿日: 2016.08.05 12:27

ニッサン、『ブレードグライダー』のプロトタイプをリオで初公開

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クルマ | ニッサン、『ブレードグライダー』のプロトタイプをリオで初公開
ニッサン・ブレードグライダー
ニッサン・ブレードグライダー

 また、被駆動車輪に伝わるトルクをコントロールするためのシステムを搭載することで、ハンドリングを大幅に向上しています。例えば、アンダーステア時に、より大きいトルクを自動的に外側の駆動輪に送り込むことで、アンダーステアを抑制することができます。トルク制御だけでなく運転性能向上のために設計した同システムは、「off」、「agile」、「drift」の3つのモードを用意しています。

「ニッサン ブレードグライダー」は、5個の電池モジュールから構成する220kWの高性能リチウムイオンバッテリーを動力源とし、同車のバッテリー・モーター用に特別に開発したクーリングシステムを搭載しています。

 インテリアは、全席に4点式シートベルトを採用することで同車のスポーティ感を反映しています。足腰をしっかりとサポートするシートには、丈夫で滑りにくい素材を採用し簡素化することで、快適で安定した座り心地を提供します。

 トリムには「サイバーグリーン」と「ステルスオレンジ」の2色を用意し、シートバックの上部やシルバーの反射性素材の縁取りを加えて使用することで、人目を引くスポーティな外観を作り上げています。シートのベースにはブラックのパターン素材を採用し、グリーンもしくはオレンジのトリムがクッションを縁取ります。

 日産自動車社長のカルロス ゴーンは、「このプロトタイプモデルは、運転の楽しさを追求すると同時に環境に対する責任を果たす『日産インテリジェント・モビリティ』の拡充を目指す日産の意気込みを表しています。ゼロ・エミッションの将来を待望しているクルマ好きのお客さまにとって、『ニッサン ブレードグライダー』は完璧な電気自動車であると確信しています」と述べました。

公開した2台の「ニッサン ブレードグライダー」は、1台をオリンピック・パーク内に常設展示、もう1台をメディアやVIPの試乗に使用する予定です。


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