カローラシリーズは、1966年に日本で初代を発売して以降、派生車型も含めて、世界で累計約4600万台以上を販売してきたトヨタのグローバルベストセラーカーです。信頼性や使い勝手の良さをDNAとして受け継ぎながら、時代のニーズにあわせた先進装備や機能を導入し、各世代のカローラは進化を続けてきました。
12代目となる今回のモデルは、トヨタが進めるクルマづくりの構造改革であるToyota New Global Architecture(TNGA)の取り組みをもとに、2018年夏に発売したハッチバックや、2019年初旬に欧州などで発売するワゴンも含めて、グローバルでプラットフォームを統一し、効率的な開発を進めることにより商品力の大幅な向上を実現しています。
また、今回から、欧州などで展開するハッチバックやワゴンのシリーズ名をカローラに統一し、カローラブランドのさらなる強化を図っていきます。
基本性能においては、プラットフォーム刷新により、上質な走り、乗り心地、静粛性、安全性能などを大きく向上させています。また、さまざまな国・地域のお客様にお乗りいただくグローバルカーとして、世界5大陸で延べ100万キロの走行試験を実施し、“走る喜び”をより感じていただけるクルマに仕上げました。
エクステリアは、“シューティング・ロバスト(骨格で魅せる逞しさとアクティブさを併せ持つデザイン)”をコンセプトとし、TNGAプラットフォームの採用により、現行型より全高を低く、トレッドを広げることで、踏ん張り感のある低重心でスポーティなシルエットを実現しています。
インテリアにおいては、“センシュアス・ミニマリズム(シンプルでありながら感性に響くデザイン)”をコンセプトとし、薄型インパネによる心地よい開放感のある空間と、センタークラスターなど集約された機能部品とのコントラストにより、上質なデザインを追求しています。