また、自動運転モードで走行中は、ヘッドライトとリヤのイルミネーションライトがブルーに変わり、前後それぞれのイルミネーションの中央が点滅することで歩行者や周囲のドライバーに自動運転で走行していることを知らせます。

 インテリアは、「2+1+2」の独自のシートレイアウトが特徴です。リヤコンパートメントの中心を占めるのは、両側に小型アウトボードシートを備えた“プレミア”シートです。アウトボードシートの背もたれを倒すとアームレストになり、座席中央の背もたれをリクライニングしたり、オットマンを使用することができます。

 自動運転時は、フロントシートを内側におよそ15度回転させて、後部座席と会話のしやすい配置にすることができます。ステアリングは格納され、快適にくつろぐことができる広々とした空間が生まれます。

 インテリアはシンプルなエクステリヤと対照的に、現代日本のモダンな家屋を想起させます。洗練された日本の職人技によって、ハイテクで個性的な印象を作り出しています。例えば、計器パネルやドアトリムの形状は月面探査機や屏風にヒントを得ており、暗色のファブリックに光の筋をあしらったデザインは月光と影を表現しています。また、落ちついたムードの素材とカラーの周囲にライトを配置することで、インテリアに躍動感を与えています。

◆シームレスでシンプルなGUI

 最先端のグラフィックユーザーインターフェイス(GUI)は、スイッチとコントロールの数を最小限に抑えるなどしてシンプルなデザインとしています。

 4枚の小型スクリーンを配した横長の薄型パネルはすっきりした配置で車内を広々と感じさせ、情報を水平方向に配置することで目の動きを最小限に抑え、ドライバーの負担を軽減します。また、運転席正面に配置した二層式のメーターは、一層目にドライバーが運転に集中できるように重要な情報のみを表示し、二層目には必要に応じてその他の情報を表示します。

 車内に設置されたセンシングプラットフォームは、センサーとカメラの情報を使ってドライバーの状態をモニターしています。例えば、何らかの理由でドライバーが車を制御できなくなった場合には、センシングプラットフォームがその状態を感知して、クルマを安全な場所に停止させます。

◆リアルとバーチャル世界の融合

『Nissan IMs』では、CES2019で発表したInvisible-to-Visible(I2V)技術も搭載しています。I2Vは、仮想世界と繋がることでサービスやコミュニケーションの可能性を無限大に広げ、ドライビングをより便利で快適、エキサイティングなものにします。また、運転の楽しさを向上させるため、例えばアバターが車内に現れるなどし、人間のようなインタラクティブな方法で運転をサポートします。

◆Nissan IMs主要諸元

全長:4845mm
全幅:1900mm(ドアミラー除く)
全高:1500mm
ホイールベース:2900mm

新型EVコンセプトモデル『Nissan IMs』サイドビュー
新型EVコンセプトモデル『Nissan IMs』サイドビュー
小型アウトボードシートを両サイドに備えた“プレミア”リヤセンターシート
小型アウトボードシートを両サイドに備えた“プレミア”リヤセンターシート

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