今やスバルのフラッグシップとして君臨するレガシィ。そのセダンボディである『B4』と、クロスオーバーワゴンである『アウトバック』が一部改良を受け、10月3日より発売開始となる。
今回の改良では、最大のハイライトとして先進安全装備の代名詞でもあるアイサイトがさらに進化。もともと最新のVer.3を搭載していたレガシィだが、先に機能強化を行っていた『レヴォーグ』や『WRX S4』に続く形でアップデートを敢行し、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)の動作中に、白線認識のみならず車線内の中央をキープするようステアリング操作支援を行う「車線中央維持機能」が追加。
これに加えて、ドライバーの操作や意思に反して白線をまたいでしまうとアイサイトが認識した際に、車線逸脱を防止する「アクティブレーンキープ機能」の作動速度域を、従来までの65km/hから、60km/hに引き下げることで作動領域を拡大した。
もともとロングツーリング適性の高いシャシー性能と操縦安定性を誇るレガシィだったが、これにより長時間・長距離運転の負荷がさらに軽減されることになりそうだ。
また、悪路や寒冷地使用を想定したAWDモデルとして、冬季や低気温時の快適性にも配慮。ステアリングヒーターを全車標準装備とすることで、ドライバーの運転環境をさらに快適にする装備も追加された。