BMWは、自社が展開する電気自動車専用のブランド『BMW i』で量販モデルとして発売されているコンパクト・エレクトリック・ビークル『BMW i3』のモデル・シリーズを刷新。10月1日よりバッテリー容量を大幅に増大させた新型を発売すると発表した。

 2013年の発売以来、初の改良となる今回はリチウムイオン・バッテリーのエネルギー密度を高めることでバッテリーの大きさを変えることなく性能向上を実現。セル容量を94Ahまで引き上げている。

 バッテリー電力も約33kWhとなり、従来の60Ahモデルの約22kWhを大幅に上回る性能を実現した。

 これにより、JC08モードによる航続距離は229kmから70パーセントアップの390 kmとなり、日常における使用条件下でも、悪天候時、エア・コンディショナーまたはヒーター使用時であっても、1回の充電で最低200 km以上を走行できる性能を手にいれた。

改良に合わせてインテリアデザインも一新。3つのトリムが用意される(写真は欧州仕様)
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