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クルマ ニュース

投稿日: 2019.10.02 13:20
更新日: 2019.10.02 15:05

ポルシェ、パナメーラ10周年を記念した特別モデル“10イヤーエディション”発売

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クルマ | ポルシェ、パナメーラ10周年を記念した特別モデル“10イヤーエディション”発売

2019年10月2日
プレスリリース

多くの装備と特別なハイライトをサルーンとスポーツツーリスモに追加

アニバーサリーを記念してポルシェパナメーラ10イヤーエディションを発売

 ポルシェAGパナメーラモデルレンジの10周年をスペシャルエディションで祝います。『パナメーラ10イヤーエディション』は、快適性とシャシーに関する広範な標準装備を備え、特別なデザインハイライトで強化されています。

 たとえば、ホワイトゴールドメタリック(サテングロス)の新しい21インチパナメーラスポーツデザインホイールと、フロントドアの同じくホワイトゴールドメタリックの“Panamera10”ロゴは、スペシャルエディションモデル専用です。

 車内の助手席側トリムパネルとドアエントリーガードも記念ロゴで飾られています。インテリアは、ブラックのパーシャルレザーのデザインで、ホワイトゴールドのデコレーティブステッチが特に上質な印象を付加します。

充実した標準装備

 パナメーラ10イヤーエディションモデルには、以下のような多数の快適および安全装備が標準装備になります。

 PDLS Plusを含むLEDマトリックスヘッドライト、レーンチェンジアシスト、レーンキープアシスト、サラウンドビュー付きパークアシスト、パノラミックルーフシステム、プライバシーガラス、14wayコンフォートシート(ヘッドレストのポルシェクレストとヒーター付)、ソフトクローズドア、BOSE®サラウンドサウンドシステム。

 出力243kW(330PS)の2.9リッターツインターボエンジンを搭載するパナメーラ4 10イヤーエディションは、ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を含むアダプティブ3チャンバーエアサスペンションやパワーステアリングプラスが標準装備となり、抜群のドライビングダイナミクスを発揮します。ハイブリッドモデルには、標準の3.6kWの代わりに、7.2kWの充電容量を備えたオンボードチャージャーが付属しています。

スポーツカー、ラグジュアリーサルーン、ハイブリッドパイオニア:パナメーラの歴史

 パナメーラは、ラグジュアリークラスの他のクルマとは異なり、2009年以来、スポーツカーに期待される性能と、ツーリングサルーンの贅沢と多用途性を兼ね備えています。

 さらにパナメーラは、後にほかのポルシェモデルに採用されるイノベーションのテクノロジープラットフォームとして、過去10年間にわたってポルシェブランドにおける確固たるポジションを形成しました。

 3種類のボディバリエーションを誇る現行の第2世代モデルは、ライプツィヒのポルシェ工場で製造されています。パナメーラはデビュー以来、これまでに25万台以上が販売されています。

4人乗りのポルシェ

 70年以上の歴史のなかで、ポルシェのエンジニアたちは繰り返しこのアイデアに回帰しましたが、356に基づくタイプ530、928のロングバージョン、4ドアクーペ タイプ989などのプロトタイプは、市販には至りませんでした。

 21世紀の初めに4ドアハッチバックサルーンの開発が決定されて、その仕様には、優れたドライビングダイナミクス、たっぷりのスペース、そしてポルシェ特有の外観が含まれました。社内名称G1と呼ばれる初代パナメーラが、2009年4月19日に上海ワールドフィナンシャルセンターの94階でデビューし、スポーツ性と快適性の間の範囲の拡大によってクラスの新たな基準を確立しました。

 このスポーツサルーンは、さまざまなイノベーションを提供し、デュアルクラッチトランスミッションとスタート/ストップ機能をラグジュアリーセグメントで初めて装備しました。フラグシップモデルのパナメーラ ターボには、空気量の切り替えが可能なエアサスペンションと、調節可能な多次元展開式リアスポイラーも導入されました。

 ポルシェのグランツーリスモは、新しいディスプレイと操作コンセプトによって、ほかの全てのポルシェモデルラインの道筋も示しました。

 パナメーラは、2011年に、新時代のE-モビリティのための準備としてラグジュアリークラス初となるパラレル方式のフルハイブリッドシステムをパナメーラSハイブリッドに採用しました。最高出力は380PSだったにもかかわらず、それまでで最も効率的なポルシェでした。

 2年後には、パナメーラSEハイブリッドが再び世界初のプラグインハイブリッドとしてこのセグメントをリードします。モデルレンジは急速に拡大し、570PSの最高出力を備えたパナメーラターボSはポルシェにとって非常に重要なモデルでした。2013年からロングホイールベースバージョンも加わり、新しい市場セグメントも確立しました。

オールニュー:2016年にデビューした第2世代モデル

 第2世代パナメーラ(G2)はいくつかの経路をたどりました。2016年6月28日にベルリンでワールドプレミアを祝ったサルーン、およびロングホイールベースモデルと並行して、3番目のバージョンであるスポーツツーリスモが共通プラットフォームで開発されました。

 2017年以降、アバンギャルドなデザインとボディコンセプトによって、ラグジュアリークラスに多用途性をもたらしたG2は、スポーツツーリスモによってさらにスポーティかつエレガントでありながらゆったりとしたスペースを備えます。

 デジタル化されたディスプレイと操作コンセプトを含む多数のイノベーションが、魅力的な外観の中に収められています。パナメーラは、3チャンバーエアサスペンション、リアアクスルステアリング、電気機械式ロール安定化システムのPDCCなどのシャシーシステムによって、路上でもサーキット上でも同じように卓越したパフォーマンスを発揮します。

 ガソリンエンジンの出力範囲も330PSから550PSに広がります。さらにポルシェは、第2世代パナメーラにおいてエレクトリックハイパフォーマンスを導入します。918スパイダーから採用されたブーストプログラムにより、スーパースポーツカーの性能と優れた効率を兼ね備えた680PSのシステムパワーを誇るパナメーラターボSE-ハイブリッドがトップモデルとして君臨しています。

ポルシェ・パナメーラ10イヤーエディション
ポルシェ・パナメーラ10イヤーエディション
パナメーラ10イヤーエディションのインテリア
パナメーラ10イヤーエディションのインテリア
車内助手席側トリムパネルの記念ロゴ
車内助手席側トリムパネルの記念ロゴ
助手席側ドアエントリーガードの記念ロゴ助手席側ドアエントリーガードの記念ロゴ
助手席側ドアエントリーガードの記念ロゴ


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