DBXの外観はアストンマーティンのスポーツカーのエレガンスの要素をSUVに落とし込んだものだ。フロントエンドの象徴的な“DBグリル”から、彫刻的な曲面を描くサイドパネル、フィーチャー・ライン、ヴァンテージからの流れであるフリップ付きテールゲートに至るまで、ひと目でアストンマーティンとわかるデザインでまとめられている。

 キャビンは厳選されたメタル、ガラス、ウッドを各所に使用し、フルレングスのガラス・パノラマルーフとフレームレス・ドアガラスの組み合わせにより、明るく広々とした環境が整えられた。

 前席にはスポーツカーのシート・パッケージを採用。身体をしっかりとサポートしてくれるため、ロングドライブも快適にこなすことができる。また、シート地は長年のパートナーである『ブリッジ・オブ・ウィアー』社によるフルグレイン・レザーを用いる。ヘッドライニングと電動ルーフ・ブラインドにはアルカンターラ仕上げが施されおり、ヘッドルームを損なうことなく調和のとれたデザインと遮光性を両立している。

シート地は『ブリッジオブウィアー』社によるフルグレイン・レザーを使用
シート地は『ブリッジオブウィアー』社によるフルグレイン・レザーを使用

 インテリアの加飾にはモダンなウッドパネルや金属パネルなど、オーナーの好みに合わせてさまざまな組み合わせに変更することも可能。上質な亜麻と同じ植物から得られた新しい複合材は、カーボンファイバーの代わりに使用されて、アストンマーティン独自の世界観を表現している。

  ラゲッジルームの容量は632リットルを確保。後席は40:20:40の分割可倒式で荷物のサイズや量に対応して積載することができる。

DBXのインテリアは豪華絢爛。ウッドパネルや金属パネルなど、オーナーの好みに合わせて組み合わせを変更することもできる
DBXのインテリアは豪華絢爛。ウッドパネルや金属パネルなど、オーナーの好みに合わせて組み合わせを変更することもできる
アストンマーティンDBXのインパネまわり
アストンマーティンDBXのインパネまわり

 今回発表されたDBXには、デビュー記念の限定モデルとして500台の『1913パッケージ』も用意される。同パッケージは専用のフェンダーバッジや限定生産車であることを示す検査プレートを備え、同社CEOであるアンディ・パーマー自身による承認・検査を経てデリバリーされる。

 また、バイス・プレジデント兼チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマンによる署名入りビルドブックやウォルドーフ・アストリアで行われるカクテルパーティーの招待状も贈られるという。

 DBXはイギリス・ウェールズに新設されたセント・アサン工場で生産される。希望小売価格はイギリスで15万8000ポンド(約2200万円)、ドイツは19万3500ユーロ(約2300万円)、アメリカでは18万9900ドル(約2060万円)から。この3地域ではすでに注文の受付がスタートしていて、納車は2020年第2四半期に開始される予定だ。なお、日本国内への導入時期や価格などは、現時点では未定となっている。アストンマーティンDBX

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