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クルマ ニュース

投稿日: 2019.12.01 23:50
更新日: 2019.12.02 14:20

最高600馬力、0-100キロ加速3.8秒の最強Qモデル。アウディスポーツ謹製『RS Q8』誕生

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クルマ | 最高600馬力、0-100キロ加速3.8秒の最強Qモデル。アウディスポーツ謹製『RS Q8』誕生

2019年11月29日
プレスリリース

新型アウディRS Q8:もっともスポーティなQモデル

◆アウディスポーツGmbHによる、もっともパワフルなSUVクーペ

◆ハイパフォーマンス、多用途性、日常ユースにおける優れた利便性

◆最高出力441kW(600hp)、最大トルク800Nm、0~100km加速3.8秒

(ドイツ本国発表資料)
 2019年11月20日、インゴルシュタット:新型アウディRS Q8は、Qファミリーの頂点に君臨するモデルです。このニューモデルは、RSモデルならではの力強いパワー、プレミアムクーペのエレガントなスタイル、SUVの多用途性を兼ね備えています。新型アウディRS Q8は、2020年第1四半期にドイツおよびヨーロッパ諸国から発売される予定です。このスポーティなSUVクーペのドイツにおけるベースグレード価格は、12万7000ユーロ(約1530万円)です。

 アウディスポーツGmbHマネージングディレクターのオリバー・ホフマンは、次のように述べています。

「アウディRSモデルの25年の歴史において、今回初めて真のハイパフォーマンス・スポーツカーの遺伝子を備えた大型SUVクーペが誕生しました。ツインターボV8ガソリンエンジンを搭載したアウディRS Q8は、もっともプレステージ性の高いRSモデルです」

■最大のパワーと最高の効率:エンジン

 最高出力441kW(600hp)、最大トルク800Nm/2200~4500rpmを発生するアウディRS Q8の4.0リットルV8直噴ターボエンジンは、RSモデルならではの印象的なパフォーマンスを提供します。
 
 この大型SUVクーペの0~100km/h加速はわずか3.8秒で、0~200km/h加速は13.7秒でこなします。最高速度は、250km/h(電子リミッター作動)です。オプションのダイナミックパッケージを選択すると、最高速度を305km/hに引き上げることも可能です。

 1-3-7-2-6-5-4-8の点火順序により、4.0 TFSIはスポーティで迫力のあるサウンドを奏でます。他のRSモデルと同様、デュアルエキゾーストシステムは、左右2本出しの楕円テールパイプを特徴としています。
 
 ドライバーは、アウディドライブセレクトシステムを使用してエンジンサウンドを変化させることができます。ブラックテールパイプを備えたオプションのRSスポーツエキゾーストシステムは、さらに印象的なサウンドを提供します。

 新型RS Q8 のツインターボV8は、最高のパフォーマンスと効率を兼ね備えています。マイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムは、48Vの主電源システムをベースにしています。MHEVシステムの中心的なコンポーネントは、クランクシャフトに接続されたベルト駆動式オルタネータースターター(BAS)です。

アウディRS Q8に搭載されるV8 4.0 TFSIエンジン
アウディRS Q8に搭載されるV8 4.0 TFSIエンジン

 
 BASは、減速および制動時に最大12kWの電力を回生して、リチウムイオンバッテリーに蓄えます。ドライバーが55~160km/hの速度で走行中にアクセルペダルから足を離した場合、ドライブマネージメントシステムは、走行状況およびアウディドライブセレクト・ダイナミックハンドリングシステムで選択されたモードに従って、エネルギーを回生するか、エンジンを停止して最大40秒間コースティング(惰性走行)するか、ふたつのオプションのいずれかを選択します。
 
 ベルト駆動式オルタネータースターターは、アクセルを踏み込むと瞬時にエンジンを再始動します。MHEVテクノロジーにより、22km/h未満の速度でアイドリングストップ機能を作動させることが可能になりました。
 
 マイルドハイブリッド(MHEV)ドライブシステムは、快適性を向上するためにカメラセンサーに接続されており、停止時に前方車両が動き出すとエンジンが始動し、再発進の環境が整ったことを知らせます。MHEVコンポーネントの相互作用により、日常ユースにおいて100km走行あたり最大0.8リットルの燃料を削減します。

効率化におけるもうひとつのハイライトは、シリンダー・オンデマンド(COD)です。高めのギヤが選択され、エンジンが低~中負荷状態の場合、燃料噴射と点火を停止し、吸気バルブと排気バルブを閉じることにより、2番、3番、5番、8番シリンダーを休止します。このプロセスには数ミリ秒しかかからないため、ドライバーが気づくことはほとんどありません。

 4気筒モードでは、高まる負荷に対応するようバルブの作動ポイントが変更され、効率が向上します。休止したシリンダーは、ほとんどパワーの損失を発生することなく、ガススプリングのように作動を続けます。休止しているシリンダーは、ドライバーがアクセルペダルを踏み込むとすぐに再作動します。

アウディの量産車で初期設定された中では最大となる22インチアルミホイールを標準装備するアウディRS Q8
アウディの量産車で初期設定された中では最大となる22インチアルミホイールを標準装備するアウディRS Q8


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