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クルマ ニュース

投稿日: 2020.06.30 14:00
更新日: 2020.06.30 17:45

アウディQ5が新型に進化。Qモデルのアイデンティティを強化しさらにシャープなデザインに

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クルマ | アウディQ5が新型に進化。Qモデルのアイデンティティを強化しさらにシャープなデザインに

 ヨーロッパ市場に最初に導入されるのは、アウディQ5 40 TDIです(複合モードにおける燃料消費量:5.4~5.3ℓ/100km*、複合モードにおけるCO2排出量:143~139g/km*)。パワフルな2リッター4気筒ディーゼルエンジンは、150kW(204PS)の最高出力と400Nmの最大トルクを発生します。アルミニウム製クランクケースの重さは約20kgで、以前のエンジンよりも軽量化されています。クランクシャフトも約2.5kg軽くなりました。

 マイルドハイブリッドシステム(MHEV)は、燃料消費量の削減に貢献しています。ベルト駆動式スタータージェネレーター(BSG)は、コンパクトなリチウムイオンバッテリーが組み込まれた12Vの車載電源システムに電力を供給します。BSGはブレーキエネルギーを回生し、バッテリーを充電します。MHEVシステムにより、アウディQ5はエンジンを停止した状態でコースティング(惰性走行)することが可能で、22km/h未満の速度でアイドリングストップ機能が作動します。これにより、100km走行あたり約0.3ℓの燃料消費が削減されます。アウディQ5 40 TDIの0~100km/h加速は7.6秒で、最高速度は222km/hです。

 パワフルなディーゼルエンジンは、効率的であるだけでなく、クリーンなエンジンでもあります。このユニットは、最新のEuro 6d-ISC-FCM排出基準とEU 6 APの要件を満たしています。デュアルAdBlueインジェクションを備えた新しい二段階SCRシステムにより、窒素酸化物の排出量が大幅に削減されています。

 AdBlue(尿素水)は、直列に配置された2つのSCR触媒コンバーターの上流に噴霧されます。今後、さらに多くのエンジンがラインナップに追加される予定です。追加されるエンジンは、さらに二種類の4気筒TDI、V6 TDI、2リッター4気筒TFSIです。プラグインハイブリッドドライブを搭載して好調なセールスを記録したアウディQ5 TFSI eも、2種類の出力バージョンで再び登場します。

 アウディQ5 40 TDIには7速S tronicが組み合わされ、エンジンパワーを、高い効率を特徴とするウルトラテクノロジー付きquattroフルタイム4輪駆動システムに伝達します。このシステムは、通常の走行条件では、すべての駆動力を前輪に送ります。滑りやすい路面やスポーティな走行中に4輪駆動が必要になった場合、ふたつのクラッチが駆動力を瞬時に後輪に配分します。多くの場合、これは予測的に行われます。これにより、最高レベルのトラクションとパフォーマンスを実現しています。

ランニングギア:さらに優れた快適性と俊敏性

 スポーティでありながらも快適。アウディQ5の大きな強みは、バランスの取れたランニングギアです。フロントとリヤに採用されたマルチリンクサスペンションは非常に軽量で、ハンドリングだけでなく効率も向上しています。速度とステアリングアングルに応じて、減衰率を最大100%変化させることができるアウディダイナミックステアリングは、オプション設定されています。

 この場合、お客様は4つのセットアップオプションから選択できます。標準サスペンションの代わりに、スポーツサスペンションも用意されています。スチールスプリングによる標準サスペンションには、ダンパーコントロールを搭載することも可能です。

 この機能を搭載すると、快適性重視の設定とスポーティな設定の間で、非常に幅広くサスペンションのセットアップを変化させることができます。ダンパーコントロールに加え、アダプティブエアサスペンションは最低地上高を5段階に変化させることができるため、アウディQ5のSUVキャラクターをさらに強化します。

 標準装備パッケージに含まれているアウディドライブセレクトハンドリングシステムは、複数のテクニカルコンポーネントの特性に介入することが可能です。ドライバーは、オフロードとオールロード(エアサスペンション搭載車)を含む、最大7つのプロファイルから走行モードを選択できます。ヒルディセントアシスタントは、急な下り坂でドライバーをサポートします。

 アウディQ5には、17インチのアロイホイールが標準装備されます。アドバンストライン及びSラインには18インチのホイールが装着されます。さらに、Audi及びアウディSportから提供される、19~21インチの幅広いホイールデザインを選択することも可能です。

ドライバーアシスタンスシステム:先進的な安全性と快適性

 アップデートが施されたアウディQ5には、包括的なアシスタンスシステムも搭載されています。標準装備されるアウディプレセンスシティは、前方車両との衝突を回避したり、衝突後の2次被害を軽減したりするシステムです。オプションのターンアシスト、衝突回避アシスト、エグジットワーニングシステムも、総合的な安全性に貢献します。

 アダプティブクルーズアシストは、長距離走行において、アクセル及びブレーキ操作や車線の維持をアシストしてドライバーの負担を大幅に軽減する一方で、プレディクティブエフィシェンシー(予測効率)アシストは、予測的な運転スタイルをサポートすることで燃料消費量を削減します。

2020年秋から販売開始

 アウディQ5は、メキシコのサンホセ・チアパス工場で生産され、2020年の秋に世界中の市場に導入されます。ドイツにおけるアウディQ5 40 TDIのベース価格は、4万8700ユーロです。

エディション1:専用デザインと装備を組み合わせた特別限定モデル

 アウディQ5の特別限定モデルである『エディション1』は、現在事前予約を受け付けています。Sラインエクステリアをベースにしたエクステリアデザインは、ブラックトリムパッケージにより、さらに強化されています。専用のデザインエレメントには、フロント/リヤ/リヤドアのブラック仕上げアウディエンブレム、ブラックルーフレール、ブラックエクステリアミラー、カーボンドアトリムが含まれます。ドアを開くと、アウディリングがLEDライトによって地面に投影されます。

 装備パッケージには、レッドのブレーキキャリパー、19インチホイール、スポーツシートも含まれています。ボディカラーは、グレイシャーホワイト、ミトスブラックに加えて、新色のディストリクトグリーン、ウルトラブルーを選択することが可能です。

本文中に掲載されているモデルの燃料消費量:

燃料消費量、CO2排出量、効率クラスに関する情報は、装着されているタイヤ、ホイールなどによって異なります。

アウディQ5 40 TDI:

複合モードにおける燃料消費量:5.4~5.3ℓ/100km
複合モードにおけるCO2排出量:143~139g/km

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

新型アウディQ5のコックピット
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新型アウディQ5のインテリア
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デジタルOLEDテクノロジーを備えたリヤコンビネーションライト
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