レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る

クルマ ニュース

投稿日: 2020.10.27 16:30
更新日: 2020.10.27 16:31

メルセデスAMGの最小SUV『GLA35 4MATIC』と、421PSの『GLA45S 4MATIC+』が登場

レースを愛してやまないファンの方々へ
autosport web Premiumが登場。

詳細を見る


クルマ | メルセデスAMGの最小SUV『GLA35 4MATIC』と、421PSの『GLA45S 4MATIC+』が登場

 そのパワーを伝えるパフォーマンス志向のAMG 4MATICは、最大限のトラクションと走りの楽しさ同時に実現し、トルクの前後配分は状況に応じて連続可変制御され、前後100:0から50:50までの範囲で変化。電磁クラッチによる伝達でトルク配分可変範囲全体にわたってクラッチのレスポンスが速く、しかも動作が速度に依存しないことなどから、よりシャープなドライビングダイナミクスが得られる。

 一方、より高い次元の性能を志向する『メルセデスAMG GLA45S 4MATIC+』は、同排気量ながらクラス世界最高の421PS、最大トルク500Nmを発生する“M139”を搭載。最大トルクを5000-5250rpmの範囲で発生するなど、そのトルクカーブは自然吸気エンジンに近い特性を実現してエモーショナルな加速感も併せ持ち、レブリミットも7200rpmに設定するなど、ピュアスポーツカー並みのエンジン性能を備えている。

 また運動性能にも配慮し、横置きのブロックに対し前方吸気・後方排気とすることでエンジン搭載位置を下げ、操縦性能に貢献するだけでなく、空力的にも有利な構成とした。

 そのほか最大160barの燃焼圧を可能にするクローズドデッキ構造の採用や、シリンダーライナーにはF1エンジンにも使用される特許技術のNANOSLIDEコーティングを施すことで摺動抵抗を極限まで減らし、タービンシャフトにはAMG GT 4ドアクーペの『63 S』にも採用されているローラーベアリングを用いて、レスポンス向上とシャープな回転上昇が狙われている。

 電子制御ウエストゲートにより過給圧も正確かつ柔軟に制御することが可能になり、最大過給圧2.1barとクラス最高の値を実現。ターボの冷却にはオイルと冷却水だけではなく外気も利用し、エンジンカバーをエアディフレクターとして働くよう設計するとともに、ボンネット下にダクトを設けるなど細部まで高性能化の策が施されている。

 それを受けとめるブレーキもフロント6ポッドの固定キャリパーと360mm径、36mm厚のドリルドベンチレーテッドディスクに。リヤはシングルピストンの330mm径、22mm厚にアップグレードし、レッドペイントのキャリパーが装着される。

 両モデルともに右ハンドル仕様が導入され、『メルセデスAMG GLA35 4MATIC』にはサーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能なAMGトラックペースも用意され、価格は707万円(税込)。同じく『メルセデスAMG GLA45S 4MATIC+』は900万円(税込)となっている。

AMGパフォーマンスパッケージを選択するとフラットボトム型となるナッパレザー/DINAMICAの”AMGパフォーマンスステアリング”が装着される
『メルセデスAMG GLA35 4MATIC』にはサーキット走行時に80件以上の車両データ(車速、加速度など)を常時記録することが可能なAMGトラックペースも用意される

メルセデスコール:0120-190-610
メルセデス・ベンツ日本ウェブサイト:http://www.mercedes-benz.co.jp


関連のニュース