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クルマ ニュース

投稿日: 2016.12.08 11:50
更新日: 2016.12.08 10:38

名前は同じでも中身は別モノ! フルHVに進化した『スズキ・ソリオ&バンディット』

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クルマ | 名前は同じでも中身は別モノ! フルHVに進化した『スズキ・ソリオ&バンディット』

 これまでも『ソリオ ハイブリッド』として、スズキ自慢の“ISG(モーター機能付発電機)”補助と、リチウムイオン電池の“S-エネチャージ”を組み合わせたマイルドハイブリッドとして販売されていた同車に、名称は同一ながら中身を大幅に一新した『ソリオ&ソリオ バンディット』のフルハイブリッドモデルが登場。11月29日より発売が開始された。

 最大の特徴は、そのハイブリッドシステム。昨年10月に開催された東京モーターショーの会場でひっそり(?)と展示された、スズキ独自の「ストロングハイブリッド機構」は、内燃機関はこれまで同様のK12C型デュアルジェットを使用し、コンパクトながら瞬間的に大きな力を発揮する駆動用モーター(MGU)と、軽量コンパクトで伝達効率がよいシングルクラッチ・トランスミッションであるオートギヤシフト(AGS)を組み合わせたスズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムを採用。変速時にMGUの駆動力で補うことで、シングルクラッチの弱点である駆動抜けによる息継ぎ感を解消。スムーズな変速を実現している。

 また、走行中に蓄えた100V高電圧リチウムイオンバッテリーの電力をMGUに供給することでモーターによるアシスト走行に加え、クリープ走行時や約60km/h以下での一定速走行時にはエンジンが自動停止し、純粋なEV走行も可能としている。

「バンディット」とはトリム違いとなる「ソリオ」。グレードはマイルドHV同様、SZ、SXの2種類展開
「バンディット」とはトリム違いとなる「ソリオ」。グレードはマイルドHV同様、SZ、SXの2種類展開

コンパクトにまとめられたハイブリッド・システム構成。容積を食うバッテリーは荷室床下に搭載することで、ユーティリティ性能は不変
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