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クルマ ニュース

投稿日: 2017.01.16 17:07
更新日: 2017.01.20 10:19

マセラティ、旗艦スポーツセダン『クアトロポルテ』の内外装を一新

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クルマ | マセラティ、旗艦スポーツセダン『クアトロポルテ』の内外装を一新

■エンジン
 マセラティ・パワートレインとフェラーリ・パワートレインの共同開発による3.8リッターV8エンジン(クアトロポルテGTS)と3.0リッターV6エンジン(クアトロポルテ、クアトロポルテSおよびSQ4)は、マラネッロのフェラーリの高性能エンジン工場で製造しています。

 2016年にアップデートされ、エンジン・レンジはEuro6規制に適合しています。従来のEuro5適合エンジンと比べてパフォーマンスはそのままに、排ガスと燃料消費量が最大12パーセント低減*4しています。

「クアトロポルテGTS」に搭載されるフラッグシップの3.8リッターV8ツイン・ターボ・エンジンは、最高出力390kW(530ps)/6,800rpm、最大トルク650Nm/2,000rpm-4,000rpmのパフォーマンスを発揮し、静止状態から100km/hまでわずか4.7秒で加速する*4マセラティ史上最も優れた加速性能を誇ります。

 一方で従来のEuro5エンジンと比較して排出ガスと燃料消費量を12%低減*4、パフォーマンスと燃費のバランスが最適化されています。

「クアトロポルテ」に搭載の3.0リッターV6ツイン・ターボ・エンジンは、従来より出力が20hpアップして最高出力は350hp、最大トルクは500Nmを生み出します。

 0-100km/h加速は5.6秒*4、最高速度は267km/h*4に達します。燃料消費量もわずか10.9km/Lと、50年に及ぶ歴史の中で最も優れた値を実現し、CO2排出量も212g/kmを達成しています。

マセラティ・クアトロポルテGTS GranSport
マセラティ・クアトロポルテGTS GranSport

■トランスミッション
「クアトロポルテ」の全車に、ZF製8速オートマチック・トランスミッションを搭載。快適性向上、シフト・チェンジの迅速化、燃費の改善、NVH(ノイズ・バイブレーション・ハーシュネス)の低減を実現しました。

 マセラティの伝統にふさわしい5つの専用のシフト・モード(「オート・ノーマル」、「オート・スポーツ」、「マニュアル・ノーマル」、「マニュアル・スポーツ」、「I.C.E.」)が利用可能です。

 マセラティ初のAWDシステムが用意された「クアトロポルテSQ4」は、後輪駆動の「クアトロポルテS」とほぼ同じ燃費消費量とCO2排出量ながら、より優れた加速性能とあらゆる天候に対応する能力を備えています。

 コンパクトなサイズと軽量さを追求して設計したQ4AWDシステムは、通常の走行条件において100パーセント後輪に伝達しているエンジン・トルクを、グリップが低くなる走行条件下(滑りやすい路面や柔らかい路面)または後輪のグリップが失われた場合(急発進時または高速コーナリング時)に瞬時に反応して、必要なトルクを前輪に配分します。

■シャーシ
 快適性とエキサイティングなハンドリングを、クラス最長のホイールベースを持つアーキテクチャーによって実現。その一方で新型「クアトロポルテ」は先代モデルよりも大幅に軽量化。

 サイズが大きくなったにもかかわらず、V8エンジン搭載の「クアトロポルテGTS」で車両重量は先代モデル5と同じ2,060kg*5。V6エンジン搭載の「クアトロポルテ」は60kg軽い2,000kg*6です。

 剛性に優れたきわめて安全なスチール製セーフティ・セルを中心として、多種多様なスチールとアルミニウムの合金を使用することで、強度を最大限に高めつつ重量をできる限り抑えることに成功しました。

 また、「クアトロポルテ」のシャーシは極めて高い剛性を誇っており、どのモデルにおいても前後50:50という理想的な重量配分を実現しました。

 さらに「スカイフック・サスペンション」は全モデルに標準装備。「クアトロポルテ」の比類なきパフォーマンスを実現します。


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