そんなブラックスイートのさらなる”おもてなし”機能としては、フロントドア下部から照射されるブランドロゴプロジェクターライトが夜間のドア開閉時に足元を照らし、フロントシートに腰を下ろせば太もも下部分の座面長を好みに応じて調整する機能を備えるなど、安定したドライビングポジションを確保することも可能となっている。
現状のカタログモデル全車が採用する2.0リッター直列4気筒クリーンディーゼルの“OM654”は、最高出力163PS、最大トルク380Nmを発生。シリンダーブロックとピストンに熱膨張率の異なる素材を採用し、F1由来のNANOSLIDE加工を導入するなど徹底して摩擦を低減し、エンジン自体の効率性を向上。また、変速比幅が広い9速ATの“9G-TRONIC”を組み合わせることでエンジン回転数が大幅に低減され、優れたエネルギー効率と快適性を両立する。
さらに、排出ガス浄化経路の短縮やsDPF(DPF with SCR Coating選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど排気の浄化にも注力し、欧州において導入されているRDE(実路走行試験)規制に適合したエンジンとなっている。
標準、ロング、エクストラロング、そしてキャンパー仕様のMarco Polo HORIZON(マルコポーロ・ホライゾン)に加えて、追加設定となった今回のブラックスイートは、ロングに用意される“プラチナスイート”と同じ価格設定の1218万円(税込)となっている。
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