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クルマ ニュース

投稿日: 2017.03.07 11:08

VW、ジュネーブショーで新プレミアムモデル『アルテオン』を公開

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クルマ | VW、ジュネーブショーで新プレミアムモデル『アルテオン』を公開

主な特徴「Arteon」に関するコメント
フォルクスワーゲン乗用車ブランド、開発担当取締役
Dr. フランク ウヴェルシュ
「VWは、Arteonに新世代のドライバーアシスタンスシステムを採用しました。これには、新たな進化を遂げたエマージェンシーアシストも含まれます。今までこのシステムは、ドライバーに何かしら健康上の理由による緊急事態が発生し、車両を制御できなくなると、クルマを自動的に停止させることができました。進化したエマージェンシーアシストは、これに加え、システムの制御範囲内で自動的に車線変更します。」

フォルクスワーゲン乗用車ブランド、営業・マーケティングアフターセルス担当取締役 ユルゲン シュタックマン
「Arteonは、VWブランドの新しいトップモデルです。VWの新しい製品構成と、新たに設定した「Elegance」と「R-Line」により、お客様の高い要求にお応えします。」

フォルクスワーゲン乗用車ブランド、チーフデザイナー
クラウス ビショフ
「Arteonは、伝統的なスポーツカーのデザイン要素、ファストバックのエレガントなスタイルと広い空間を融合させています。このクルマは、人々の感性と理性に同時に訴えかける、アバンギャルドなビジネスクラスグランツーリズモです。」

「 Arteon」 プロダクトライン責任者
Dr. エルマー-マリウス リヒャルツ
「Arteonの魅力はエレガントで個性的なデザインだけに由来するものではありません。その技術は、とても高い水準に達し、競合を大幅に上回る空間を提供している事も大きな魅力です。Arteonは、このセグメントに新たなベンチマークを打ち立てました。」

エクステリアデザイン 360°の情熱
「Arteon」のデザインはフロントから始まる―クラスを越えるデザイン―「Arteon」のフロントを見れば、スポーツカーとサルーンを融合したダイナミックなグランツーリズモという第一印象を持つでしょう。しかし細部に注目したとたん、表情豊かで論理的、調和が取れ、精密なデザインがそこに存在することが明確に分かります。優れたデザインというのは決して偶然の産物ではなく、創造性、精密性、高レベルの手工芸が組み合わされた結果です。カーデザインではたとえ息を呑むようなアイデアであっても工業的に製造可能か否かという課題も存在します。

「Arteon」はこれらのデザインの指標が一体となった、クラスを越えたデザインのグランツーリズモなのです。

スポーツカーのようなボンネットクルマの全体的なデザインは、アクティブボンネット(歩行者保護用の安全機構を統合)と、これと一体となっているラジエーターグリルを起点にしているように見えます。フロントだけでなく左右のホイールアーチの上まで覆うボンネットは、伝統的なスポーツカーが採用しているデザイン手法です。「VWグループで最も大きいボンネットの一つです。」と、トビアス シュールマンは述べています。エクステリアデザイナーである彼は、「このボンネットは、まさにスポーツカーのようです。ボンネットを開けると、ホイールハウジングシェルが見えますが、この手のクルマでは余り例が無いデザインです。」と述べています。

LEDとラジエーターグリルの融合ボンネットの輪郭線は、ラジエーターグリルに伸びています。一方、フロントグリルは、クロスバーによって「Arteon」のワイドボディを強調しています。ここまでワイドで深いラジエーターグリルはありません。またこのグリルデザインは、新世代VWの「顔」になっています。ヘッドライトユニットは、一体型のLEDライトとしてデイタイムランニングライトやポジションライトの機能も果たします。最上級仕様ではインジケーター機能も加わります。ライト、ラジエーターグリル、ボンネットがひとつのユニットを形成しています。

LEDヘッドライトの上部まで伸びたボンネットは、高品質なフロントデザインに大きく貢献しています。ボンネットは、ヘッドライトの上部で瞼のような効果を発揮しながら、ラジエーターグリルのラインをボディサイドからリヤまで取り回す役目を担っています。側面から見ると、ホイールアーチの上をシャープなボンネットラインが通過し、とても低く、スポーティなルックスを演出しています。

グランツーリズモの真髄を表現したボディサイドエレガント、低い車高、クーペのようなボディライン
クラウス ビショフは、「Arteonには全体を一周することで、より低く身構えるイメージを生み出すラインが入っています。」と語っています。このラインは、ラジエーターグリルに始まり、サイドを貫いてテールライトにまで達します。」車両の側面では、このラインがキャラクターラインを描き出しています。さらにリヤではシャープなアンダーカットを構成することで、視覚的に全高を抑える効果を見せながら、ショルダー部分を力強くせり上がらせます。その上には、デイライトオープニング(DLO)と呼ばれるウィンドーの長いラインがCピラーまで続いています。サイドウィンドーは、フレームレスで、DLOの周囲には、エレガントなクロームのフレームを用いています。DLOにより、「Arteon」はとてもエレガントで低く身構えるクーペのようなシルエットになっていますが、ボンネットからテールライトまでのキャラクターラインも、これに大きく関与しています。
リヤも伝統的なスポーツカーのスタイリングを表現アスリートを思わせるショルダーセクションリヤから見ると、「Arteon」のショルダー部分が、いかに大きな役割を果たしているかよくわかります。それは、ボディ側面からリヤに回り込む筋肉のような表現手法です。さらに視点を少し上に移すと、力強いシルエットの上に、クーペのようなグリーンハウス(ルーフとガラス面)があり、伝統的なスポーツカーの流儀に則りながら、ビジネスクラスグランツーリズモとしてのボリューム感を生み出しています。また、この角度から見ると、「Arteon」の圧倒的なワイド感も確認できます。またLEDテールライト(EleganceとR-LIne」では、ダイナミックインジケーター機能も一体化)が印象的なナイトデザインを構成しています。

とても印象的なカラー「Arteon」のスタイリングを構成するラインは、ダイナミックでありながらとても精密でもあります。これらのラインは、新しいボディカラーで、さらに引き立てられています。個性を際立たせるこれらの新色には、「クルクマイエロー」、「アトランティックブルー」、「チリレッド」なども含んでいます。「Arteon」の先進的なキャラクターを強調するボディカラーの一例が、「クルクマイエロー」です。このカラーは、明るい陽射しからヒントを得たもので、この新しいグランツーリズモのスポーティなキャラクターを強調しています。

フォルクスワーゲン・アルテオン
フォルクスワーゲン・アルテオン


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