9日16時25分から行われた第2戦決勝は、引き続き曇り空のもとで路面温度が低い状況だったことから、2周のフォーメーションラップを経てスタートを迎えた。

 ポールスタートのサウターが抜群の蹴り出しを見せる一方、フロントロウスタートの廣田がわずかに出遅れ、奥住が2番手に浮上する。オープニングラップのASURA S字コーナーで猪爪杏奈(ユピテル 羽衣6 F111)がクラッシュしSC導入に。

 3周目にリスタートを迎えるとサウターは後続とのギャップを広げ、早々に独走体制に。一方、奥住と廣田の2番手争いは白熱。奥住とのギャップを徐々に縮めた廣田は10周目のホームストレートで2番手に浮上する。しかし、廣田は11周目の1コーナーでコースオフを喫し、奥住が2番手の座を取り戻す。

 サウターは後続との差を11秒まで広げてチェッカー。2位に奥住、3位に廣田が続いた。マスタークラスは総合4位に入ったAKITAがクラス優勝を飾った。

2024 FRJ鈴鹿大会 第2戦決勝 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3)
2024 FRJ鈴鹿大会 第2戦決勝 ミハエル・サウター(G FORCE F111/3)
2024 FRJ鈴鹿大会 第2戦決勝 荒聖治政治ドライビングコーチとミハエル・サウター(G FORCE F111/3)
2024 FRJ鈴鹿大会 第2戦決勝 表彰台(総合)
2024 FRJ鈴鹿大会 第2戦決勝 AKITA(AKITA Cars & Racing)

・2024年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第2戦鈴鹿サーキット 決勝正式結果

Pos. No. Class Driver Car Time/Gap
1 5 M.サウター G FORCE F111/3 25’46.316
2 3 奥住慈英 Sutekina Racing 11.066
3 51 廣田築 G FORCE F111/3 17.787
4 16 M AKITA AKITA Cars & Racing 24.688
5 55 S.マンソン G FORCE F111/3 26.072
6 28 中村賢明 TOM’S FORMULA F111 34.766
7 53 J.レイシー G FORCE F111/3 55.725
8 11 M MOTOKI 47TRADING with Rn-sports 1’23.666
9 45 M 辻子依旦 PONOS RACING 1’40.678
10 29 J.ブロビオ ES oneFormulaPHL 1Lap
11 23 M YUGO S2R Racing 1Lap
12 36 W.ジョンウェイ SKY MOTORSPORTS F111/3 3Laps
62 猪爪杏奈 ユピテル 羽衣6 F111

天候:晴れ 路面:ドライ

・ファステストラップ
総合:1分58秒708(7/12) 176.106km/h #5 ミハエル・サウター
M:2分00秒331(10/12) 173.731km/h #16 AKITA

・スタート時刻:16時32分29秒
・フィニッシュ時刻:16時58分15秒

・SC導入時刻:16時33分30秒(0Lap)〜16時38分20秒(2Laps)

・ペナルティ
#29は、競技結果に対して5秒加算(鈴鹿サーキット一般競技規則 第37条〜8①)(ホワイトラインカット))

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