3月10日に行われた12周の第3戦決勝は10時10分にスタートした。なお、第2戦に引き続き、フォーメーションラップは1周多い2周行われている。
ポールスタートの奥住が好スタートを決めるなか、2番グリッドのサウターは出遅れ、セバスチャン・マンソン(G FORCE F111/3)に続く3番手に後退する。
ただ、サウターは2周の130Rでマンソンを攻略。この時点で奥住とサウターには3秒のギャップが開いていたが、4周目のASURA S字コーナーでジェシー・レイシー(G FORCE F111/3)がマシンを止めたことで、SC導入となる。
9周目にリスタートを迎えると、サウターは奥住に仕掛ける。テール・トゥ・ノーズの戦いとなるなか、10周目の日立Astemoシケインで奥住のインに飛び込んだサウターがトップに浮上する。サウターはそのままトップの座を守って鈴鹿2連勝。2位に奥住、3位にマンソンが続いた。マスタークラスは総合5位に入ったMOTOKIが制し、この週末2度目のクラス優勝を飾った。
鈴鹿での3戦を終え、61点獲得の奥住がポイントリーダーに浮上。ランキング2位に50点獲得のサウター、ランキング3位に30点獲得の中村が続いた。
続く、2024年FRJ第2大会(第4戦〜第6戦)は5月11〜12日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催される。
・2024年フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ
第3戦鈴鹿サーキット 決勝正式結果
Pos. | No. | Class | Driver | Car | Time/Gap |
---|---|---|---|---|---|
1 | 5 | M.サウター | G FORCE F111/3 | 27’17.595 | |
2 | 3 | 奥住慈英 | Sutekina Racing | 2.387 | |
3 | 55 | S.マンソン | G FORCE F111/3 | 11.241 | |
4 | 36 | W.ジョンウェイ | SKY MOTORSPORTS F111/3 | 14.893 | |
5 | 11 | M | MOTOKI | 47TRADING with Rn-sports | 15.706 |
6 | 62 | 猪爪杏奈 | ユピテル 羽衣6 F111 | 24.040 | |
7 | 45 | M | 辻子依旦 | PONOS RACING | 26.428 |
8 | 28 | 中村賢明 | TOM’S FORMULA F111 | 44.460 | |
9 | 23 | M | YUGO | S2R Racing | 1’04.823 |
10 | 29 | J.ブロビオ | ES oneFormulaPHL | 1’19.543 | |
11 | 16 | M | AKITA | AKITA Cars & Racing | 1Lap |
12 | 51 | 廣田築 | G FORCE F111/3 | 2Laps | |
53 | J.レイシー | G FORCE F111/3 | 9Laps |
天候:晴れ 路面:ドライ
・ファステストラップ
総合:1分58秒856(4/12) 175.887km/h #5 ミハエル・サウター
M:1分59秒833(11/11) 174.453km/h #16 AKITA
・スタート時刻:10時16分37秒
・フィニッシュ時刻:10時43分54秒
・SC導入時刻:10時24分36秒(4Lap)〜10時35分55秒(8Laps)
・ペナルティ
#28、#51は、ドライブスルーペナルティ(国際モータースポーツ競技規則 付則H項2.10.10(SC中の追い越し))
競技結果に対して30秒加算(上記ペナルティ不履行)
#16は、ドライブスルーペナルティ(FRJ S.p.R.16-1.1)(危険なドライブ行為))