レースはクリーンなスタートで始まった。つまり上位陣は予選順位通りに最初の1コーナーをクリアしていったのだ。

 しかし1位の青木孝行選手から4位の蒲生尚弥選手まで、わずか1秒1というトップグループは超接近戦となっていた。その3周目、佐々木雅弘選手が小河諒選手に並びかけると、蒲生尚弥選手がその横にマシンを入れる。

 そして5コーナー、小河諒選手と蒲生尚弥選手が接触、2台はリタイヤとなった。

 2位へとポジションを挙げた佐々木雅弘選手は、青木孝行選手へとプレッシャーをかける。しかしベテラン青木孝行選手はむしろ逆に、佐々木雅弘選手のペースを乱すかのようにレースをコントロール。

 結局、ベテランの強さを見せた青木孝行選手が、今最速の佐々木雅弘選手を抑え切り、ポール・トゥ・ウィンで優勝。2014年以来となる通算2勝目を挙げた。

 3位には混乱を避けて冷静にレースを戦った近藤翼選手が入り、ブリヂストン装着勢が表彰台を独占する形となった。

●コメント

優勝した#31青木孝行選手(ブリヂストン)のコメント

 予選は、予想していたよりもタイムが出て、とても上手くいきました。前日まではタイムが伸びなかったんですが、今日の路面温度にハマッたという感じですね。

 2014年のオートポリスでもポールポジションを獲っているんですが、あの時はファイナルラップで抜かれて2位になったんですよ。あの時の借りを返させてもらった感じですね。

 今日は路面温度も上がっていたので、レース後半にたぶん佐々木雅弘選手が来るというのもわかっていたので、タイヤのマネージメントをしっかりやって、後半のバトルに備えていました。結果ファイナルラップでも2分14秒台のタイムを出すことができました

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