女性限定フォーミュラカーレースとして大きな転換点を迎えた新生KYOJO CUP。そんなKYOJO CUP出場ドライバーたちの素顔を探るべく、2025年シリーズ最終戦の富士スピードウェイにて、レーシングドライバー細川慎弥の妻として知られ、レースに参戦しながら3児の子育てに奮闘する細川由衣花(富士山静岡レーシング KC-MG01)に、自身のルーツや今後の目標などを聞いた。

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⎯⎯まずは2025年のKYOJO CUPシリーズを振り返った感想を教えてください。

細川由衣花(以下、細川): 今シーズンは初めてのフォーミュラで緊張もあり、KYOJO CUPへの出場も3年ぶりくらいだったので、マシンに慣れるところからスタートしました。フォーミュラカーはこれまで乗ってきたクルマ以上に体力が必要だったので、最初は走行中のGなどに苦戦しました。乗り始めてからの数カ月はいろいろな部分で悔しさを感じましたね。

 最近になってやっと慣れを感じる部分も出てきましたが、カートからやってきた若い子たちに比べると届かない部分もあり、フラストレーションが溜まることもありました。ですが、その分学びも多く、良い挑戦ができたシーズンだったと思います。この歳になってこんなにも喜怒哀楽のある一年を過ごせるとは思いませんでした。

⎯⎯今季のKYOJO CUPへの出場はどのように決まったのですか。

細川: 現在所属している『富士山静岡レーシング』というチームは今季立ち上がったチームで、もともとは違うドライバーが乗る予定でした。ですがその方の予定が合わなくなり、静岡県の御殿場に住んでいて、年間を通してレースに出場できるということで今年はドライバーとして迎え入れていただくことになりました。いきなりフォーミュラに乗れと言われたときは『マジで⁉』と思いましたね(笑)。

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