ENDLESS SPORTS
スーパー耐久シリーズ 2017第3戦
開催日:2017.6.10~11
サーキット:鈴鹿サーキット
チーム体制:ENDLESS SPORTS
ドライバー:小河 諒/高橋 翼/花里祐弥
予選結果:クラス7位
決勝結果:クラス3位
シリーズランキング:ST-4 CLASS 3位
[予選/6月10日(土)] 13号車 7位
Aドライバー/小河諒 6位 10:05~10:25 ドライ
Bドライバー/高橋翼 4位 10:55~11:15 ドライ
Cドライバー/花里祐弥 2位 11:50~12:20 ドライ
開幕戦、第2戦と連続して表彰台に上がっているがいちばん高いところには届いていない。16シーズンのチャンピオンとしては、そろそろ上がっておかないと、連覇の夢が消えてしまう。
今シーズンの鈴鹿ラウンドも昨シーズンに引き続き、予選は勝ち抜け方式で行われた。
まずはタイムアタックが行われる。当チームが走らすハチロクはST-4クラス。このST-4クラスはGr.2(ST4/5クラス)で走り、A/Bドライバーの各ベストタイムの合算で順位が決められる。
今回のレースでは参加14台中、決勝へ進めるのは13台。通常の予選だとこの時点で予選落ち1台が決まる。しかし、この鈴鹿ラウンドではタイムアタック方式の予選で決勝へいけるのが確定するのは11台のみで、予選通過ができなかった3台はセカンドチャンス100と呼ばれるレースで、クラス上位2台に入らないと決勝へ進めない。
昨シーズンはタイムアタック方式での予選通過は、各クラス3台。それに比べたら厳しさは緩和したが、わずかなミスが許されない。
しかもこのセカンドチャンス100で勝ち上がってきても、他のマシンに比べると100分、余分に走っているわけだからマシンへの負担が増大している。とにかく、イッパツ通過を狙って予選に挑んだ。
この日の鈴鹿は25度を超える夏日。路面温度も45度を超えていた。国内のサーキットとしては、5.8㎞とコース距離は長い。他のクラスも含めて、クラス上位のつけたほとんどのチームが、コースイン直後にベストを叩き出し、翌ラップにはピットに戻ってくると言う集中したタイムアタックを見せていた。
もっともグリップ力が発揮できるのは1ラップ。ここでしっかりとタイムを出したい。小河はややコースが空くのを待ってからコースイン。2ラップ目にアタックするが裏のストレートで他マシンに引っかかり、2分23秒台に終わってしまう。
トップは20秒台に入ろうかと言う2分21秒032。一度、前後のマシンがいなくなるのを待ち、4ラップ目に再アタック。
本人も「ほぼ完璧にアタックできたけど、もっとも美味しいところじゃなかったから、これ以上は無理でした」と振り返る。結局、小河はこのグループの6番手にとどまる。
Bグループの高橋がアタックするときには、外気温は27度、路面温度47度とさらに上昇。厳しい状況のなかでのアタックとなった。このグループでも速さを見せたのは、86号車のハチロク、S2000、ロードスターも上位に食い込み、高橋は2分23秒台にまで詰めていたが6番手止まり。
結局、当チームのハチロクは、クラス7番手となった。敗者復活レースの[セカンドチャンス100]で戦うことはなくなったが、トップチェッカーを狙うには、やや厳しいポジションからのスタートとなってしまった。