PCCJ参戦中の全ドライバーが対象となるオーバーオールで、#9 武井は全戦で着実に上位フィニッシュを果たしてポイントの取りこぼしがなくトップに立つ。
しかし、総合優勝がない#9 武井の142点に対し、#17 上村が138点(4点差)、#89 三笠が120点(22点差)とポイント差は徐々に詰まってきており、鈴鹿では若手ドライバー2人との戦いに注目したい。
一方のジェントルマンクラスは、全8戦のすべてで#9 武井がポール・トゥ・ウインと8連勝を飾っている。ライバルを寄せ付けない強さでランキングポイントは2位に51点差まで拡げていて、PCCJ史上初となるクラスチャンピオンとシリーズチャンピオンのダブル王者獲得が期待される。
なお、第9戦鈴鹿のレース終了時点でランキング2位の#2 田島剛と40点以上のポイント差があれば、#9 武井のジェントルマンクラスチャンピオンが決定する。
そして注目は、鈴鹿で#9 武井の連勝をストップするジェントルマンドライバーが誕生するかである。
実力が拮抗したドライバーがひしめくなか、富士では手を骨折中ながら#47 TAD JUN JUNが第7戦で3位表彰台を獲得し、#25 内山清士は第5戦から第7戦まで3戦連続で表彰台に上がっている。
そのほか、#11 Fukujirou、#24 Go MAX、#32 永井秀貴、#98 IKARIも見逃せない存在だ。果たして、鈴鹿夏の陣を制するドライバーは誰になるのだろうか。
PCCJ第9戦 鈴鹿大会のスケジュール(予定)は、専有走行が8月25日(金)9時45分~10時15分、11時15分~11時45分の2セッション行われる。
予選は8月26日(土)13時45分~14時15分で、決勝レースは8月27日(日)9時スタート(10周)となっている。