●F3-Nも大接戦。最後は0.014秒差で決着

 激しい戦いとなったのはF3-Nも同様で、DRAGON(B-Max Racing F308)がスタートで遅れる一方、開幕ラウンドの鈴鹿を制した片山義章(Petit LM Racing)がスタート直後の混乱でスピン。足回りを傷めてリタイアとなってしまう波乱の序盤となる。

 ペースに勝るDRAGONは、F3-N首位だった廣田築(アルビレックスF306TLM)や岡崎善衛(Glocal アルビTLM)、そしてアレックス・ヤン(ALEX YANG Hanashima F3)と終盤に向け激しい戦いを展開する。4台がテール・トゥ・ノーズのような展開になり、毎周のように順位が変わっていく。

 しかし、廣田は接戦のなかでマシンにダメージを受け遅れてしまう。また、ファイナルラップには岡崎もスピンを喫してしまい、これでF3-Nの優勝争いは2台にしぼられることになった。

 最終コーナーでは、DRAGONがきっちりと首位を守り、念願の初勝利かと思われたが、ピタリと背後につけたヤンがスリップストリームから抜け出すと、コントロールラインで横並びに。なんとわずか0.014秒差という超僅差でヤンが前に出ており、ヤンが嬉しい初勝利をドラマチックに飾ることとなった。

全日本F3第3戦富士:F3-Nの白熱したバトル
全日本F3第3戦富士:F3-Nの白熱したバトル
0.014秒差でDRAGONをかわしチェッカーを受けたアレックス・ヤン
0.014秒差でDRAGONをかわしチェッカーを受けたアレックス・ヤン
全日本F3第3戦富士:F3-N表彰台
全日本F3第3戦富士:F3-N表彰台

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