第17戦決勝

 第17戦決勝レースは土曜日午後4時30分から始まった。太陽は傾きかけたものの晴天。レース前ウォームアップでパロウは2番手のタイムを記録したが、やはりマシンはオーバーステア傾向を示している。

 決勝レーススタート合図の瞬間、パロウはうまい加速を見せ、斜め前に並んでいた2番手の#36宮田莉朋選手の加速が鈍った隙にイン側から前へ抜け出した。パロウのアウト側には4番手からスタートした#23高星明誠選手が並びかかってきたが、パロウは第1コーナーのインを守り、2番手のポジションを確保してレースを始めることになった。

 そのままトップを走る#1坪井翔選手を追うが周回毎にじりじりと間隔を開かれる。後方の高星選手との間隔も少しずつ開いたが4周目に入って高星選手が間隔を詰め始め、パロウは坪井選手攻略よりも高星選手を意識せざるを得ない状況となっていった。

 高星選手は1秒弱の間隔でパロウの背後に付き、スキを見て間隔を詰める。パロウはそれを押さえる。そのうち高星選手の後方から、スタートで出遅れた宮田選手も接近し、2番手争いの集団が3車で出来上がった。

 12周目、高星選手は再びパロウのテールトゥノーズにつけて攻めかかってきたが、かろうじてこれを守り、さらに最終15周目にも高星選手はストレートでスリップストリームに入り第1コーナーアウト側からパロウに並びかかったが、パロウはインを守り、2番手ポジションを譲らなかった。

 結局パロウは、坪井選手とは12.805秒差、高星選手とは0.665秒差で2位を守ったまま15周のレースを走りきりチェッカーフラッグを受け表彰台に上がった。

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