全日本F3選手権第5戦は28日、岡山国際サーキットで18周の決勝レースが行われ、山下健太(ZENT TOM’S F312)が優勝。今季3勝目を飾った。

全日本F3第5戦岡山 決勝スタート
全日本F3第5戦岡山 決勝スタート

 灰色の雲がサーキット全体を覆うなか、定刻の15時45分にスタートが切られた第5戦。スタートではポールシッターのヤン・マーデンボロー(B-MAX NDDP F3)が出遅れた隙を突き、2番グリッドからスタートした山下がトップに浮上。2番手には坪井翔(ZENT TOM’S F314)が続き、マーデンボローは3番手まで順位を落としてしまった。

 首位にポジションを上げた山下が後続を引き離していく一方で、坪井とマーデンボローの2位争いが接近。両者は1秒以内の僅差で周回を重ねていく。

 ところが6周目、マーデンボローのマシンリヤエンドからパーツが外れかかった状態となっていたため、オレンジディスクが掲示されてしまう。マーデンボローは8周目終わりにピットへ戻り、マシンを修復したものの、大きくポジションダウン。怒りを露わにしながらコースへ復帰していった。

全日本F3第5戦岡山 山下健太(ZENT TOM’S F312)
全日本F3第5戦岡山 山下健太(ZENT TOM’S F312)

 独走状態となった山下は、周回遅れのマシンを巧みに交わしながらレースをリードすると、最終的に2番手を5秒以上引き離してトップチェッカー。開幕の鈴鹿ラウンド以来の今季3勝目を飾った。

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