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国内レース他 ニュース

投稿日: 2016.06.11 16:23
更新日: 2016.06.11 16:32

全日本F3鈴鹿:山下vsマーデンボローはまさかの接触。高星が繰り上がり優勝

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国内レース他 | 全日本F3鈴鹿:山下vsマーデンボローはまさかの接触。高星が繰り上がり優勝
山下健太(ZENT TOM'S F312)
山下健太(ZENT TOM’S F312)

■山下とマーデンボローの攻防

「1周目から逃げて、タイヤマネージメントをしていくつもりでしたが、うしろにつかれてそれどころではなくなってしまった」という山下は、1秒以内に迫ったマーデンボローとのマージンを守ろうとプッシュするも、なかなか間隔を築けず。9周目、バックストレートで山下のスリップにつけたマーデンボローは、山下をオーバーテイクしにかかる。

 山下は首位を守るべくイン側のラインをとるが、マーデンボローは日立オートモティブシステムズシケインの進入でさらにイン側にマシンを振ると、ブレーキング勝負へ。しかし、縁石でわずかにマシンが跳ねたマーデンボローのマシンは、山下車のサイドに接触。マーデンボローの左フロントタイヤと、山下の右リヤが接触し、山下はマシンがバウンド。着地した際に、アームを破損してしまった。

 これで山下はユルユルとストレートでマシンを止めることになってしまい、痛いリタイア。マーデンボローが首位へ、2番手には高星が浮上し、3番手に坪井というオーダーに変化した。マーデンボローはその後リードを守りトップでチェッカーを受けたが、レース後全日本フォーミュラ3特別規則第15条1.1(危険なドライブ行為)違反により、40秒加算のペナルティが課された。

 この結果、高星が繰り上がり優勝。2015年岡山以来の勝利となった。2位は坪井、3位は千代勝正(B-MAX NDDP F3)という結果となった。

全日本F3第7戦鈴鹿 表彰台の頂点に立ったマーデンボローだったが、レース後40秒のペナルティが課された。
全日本F3第7戦鈴鹿 表彰台の頂点に立ったマーデンボローだったが、レース後40秒のペナルティが課された。


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