そしてプロフェッショナルシリーズは、クラブマンシリーズより5分長い、20分の計測であったから、結果的には前半にアタックしたドライバーたちが上位を占めたが、後半に好タイムが記録された可能性もあっただろう。しかし、折り返しのあたりで赤旗が出て計測が中断されたこと、そして最後の最後に小雨が降ったことで、その可能性はなくなった。

 普段なら後半に勝負を賭ける谷口信輝(KTMS 86)が先頭で出ていったことに、何か感じるところがあったのだろう。「いつもと違って、早く出ていったのは一に雨が降りそうだったのと、二に赤旗を出すような奴がいるだろうというのと、三にピットが1コーナー寄りで出やすい位置だったから」と語る谷口に、佐々木雅弘(小倉クラッチREVO 86 BS)、織戸学(サミー☆K-one☆MAX86)らが続々と続いていく。

 その結果、トップタイムをマークしたのは佐々木で、その背後につけた織戸が2番手。谷口が3番手で、菅沼冬悟(OTG DL 86)、阪口良平(大阪トヨタ86レーシングBS)、服部尚貴(OTG DL 86)の順で続くことになった。

「後半の方(にアタックするの)が良さそうだったけど、雨が降ってきたから嫌なので最初から行きました。昨日いろいろあって、ミスじゃないけど足りないところが分かったので、そこをアジャストしていったら、うまくいきました。前回のAPから新車にしてもらってだいぶセットが決まってきたので、ポールが獲れてすごく良かった。ランキング上位のふたり(織戸、谷口)とは同じタイヤを履いているけど、本当は違う看板のドライバーなので(笑)。だから、僕が勝たないといけないので、決勝は頑張ります。絶対に勝ってきます」と佐々木。

 そして織戸は「昨日まで25番手とか、絶不調だったから佐々木の後、着いていったのは大正解。僕的にはグッドジョブ!」と一言。

本日のレースクイーン

優羽ゆうは
2025年 / スーパー耐久
LOVEDRIVE RACING
  • auto sport ch by autosport web

    FORMATION LAP Produced by autosport

    トランポドライバーの超絶技【最難関は最初にやってくる】FORMATION LAP Produced by auto sport

  • auto sport

    auto sport 2026年1月号 No.1615

    ネクスト・フォーミュラ 2026
    F1からカートまで
    “次世代シングルシーター”に胸騒ぎ

  • asweb shop

    STANLEY TEAM KUNIMITSUグッズに御朱印帳が登場!
    細かい繊細な織りで表現された豪華な仕上げ

    3,000円