このAIMレジェンドカップ2018は、11月17~18日に富士スピードウェイで開催される富士チャンピオンレースシリーズ第6戦のひとつとして開催される。

 レースはウエストレーシングカーズが製作する国産マシン『VITA-01』のワンメイク。タイヤは全車ヨコハマタイヤを使用する。このVITAは富士チャンピオンレース(FCR)や女性レーシングドライバーによるシリーズ『競争女子選手権 KYOJO-Cup』で使われているものを借りる形となるという。

競争女子選手権 KYOJO CUPで使われる『VITA-01』
競争女子選手権 KYOJO CUPで使われる『VITA-01』

 レースフォーマットは17日(土)に20分の練習走行/予選が行われ、翌18日(日)に8周の決勝が行われる。スタートはローリング形式が採用された。

 なお、各ドライバーが搭乗する車両については公平にくじ引きで決定される予定。また当初は決勝では年齢に応じたハンディキャップが課される方針だったが、発表前に行われたミーティングの結果、ハンデは廃止することが決定。ガチンコバトルが繰り広げられることになった。

 参加資格があるのはレジェンド・レーシングドライバーズ・クラブ所属のドライバーで、現時点で参加を予定しているのは高橋氏や長谷見氏のほか、黒澤元治氏、関谷正徳氏、野田英樹氏氏、柳田春人氏といったドライバー全15名。調整中ながらKONDO RACINGを率いる近藤真彦監督も名を連ねている。

 参戦を予定している長谷見氏は「(スーパーGTの)GT500クラスで監督をやっていて、若いドライバーに対し、いかにコンマ1秒を削るかと発破をかけていますが、いざ自分で出るとなると……」と笑顔混じりにコメント。

「ベテランの人はいろいろなクルマに乗っていますから、2~3ラップも走れば(VITAを)乗りこなしてしまうと思います。僕はすぐ乗りこなすタイプですしね」

「タイヤはいくつでもいいんですけど、エンジンとタイヤがついていればすぐに乗りこなせると思うので心配はしていません。ほとんどの方がそうだと思うんですけどね(笑)。がんばります」

 なおレースウイーク中はパドックエリアでトークショー、サイン会なども行われる予定のほか、レースの模様はJ SPORSで放送されているスーパーGTトークバラエティ『GTV』内で、後日放送が予定されているという。

 レースファンには待望ともいえるレジェンドドライバーたちの再競演。ファンにとっては楽しみな1戦となりそうだ。

■AIM Legend Cup 2018 実施概要

開催日時:

2018年11月17(土)〜18日(日)

開催場所:

富士スピードウェイ

レース大会名称:

富士チャンピオンレースシリーズ第6戦

主催者:

富士スピードウェイ株式会社

レース名称:

AIM Legend Cup 2018

レース運営主管:

Legend Racing Drivers Club

参加資格:

Legend Racing Drivers Club会員のみ対象

使用マシン:

VITA(ウエストレーシングカーズ製)  

使用タイヤ:

横浜ゴムのワンメイク

練習/予選:

11月17日(土)に、20分の走行時間を設定

決勝:

8周(予定)

車両台数:

15台(予定)

参加ドライバー(予定):

岡本安弘、北原豪彦、黒澤元治、桑島正美、清水正智、関谷正徳、武智勇三、長坂尚樹、野田英樹、見崎清志、柳田春人、多賀弘明、高橋国光、長谷見昌弘、近藤真彦(調整中)、大久保力、鮒子田寛

協賛

特別協賛:

エイム株式会社

協賛:

株式会社オートバックスセブン、横浜ゴム株式会社

協力:

富士スピードウェイ株式会社、FCR-VITAオーナー、KYOJO-CUPオーナー

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